ケーナ教室(今年初吹き・新人) | まさや爺さんの贈り物

まさや爺さんの贈り物

このブログは、家庭菜園とフォルクローレを趣味にして、つれづれなるままに、書いたボケ防止の練習ブログです。

アチャ製のチャランゴ



 クワオトロ


先日は、山のお手伝いで遅れて、お休みしてしまいました。そのためかあまりフォルクローレのモチべーションがあがらず、今年は、ケーナもサンポーニアもクリスマスの慰安会以来手にしませんでした。その代わりではありませんが、他の音楽番組をよく聞いていました。


 とくに正月は、邦楽など普段あまり耳にしない尺八、お琴、三味線など日本の伝統音楽を聞くことが出来ます。昔のお正月は、本当に、吹き初めと言って、父が尺八を吹き、母がお琴を引きました。そしておばあさんが三味線を引いて、コタツに入って花札やカルタなどをしたものです。


 そんなことを思い出しながら、心配であるヨルダンの人質のニュースをテレビで見ていると、ボンボを預けていたケーナ仲間から、今日は練習参加するか電話がありました。すでに出発時間も近づいています。慌てて、準備をしてというより、事前に食事を取って、糖尿病のデータを取って、また亡くなられた陳舜臣さんの「日本人と中国人」を持って出かけました。


 電車内で読んでいると、日本人は「もののあわれ」を梅の枝の蕾を見て、「ああー」とため息をつく、他人とは、関係がなく自己完結型だそうだ。ところが中国人は、黄河を人間が支配してきたため、人間至上主義で軍隊の服装をワンピースからツーピースにするのに皇帝が諸侯に説明して回るという説得主義であるようで、文化大革命は、大掛かりな説得運動だそうだ。


 とかいてあった。結局日本人は、以心伝心、直感的で、中国人は理屈っぽいというようなことだ。公民館に行くと沢山の靴が並んでいたので、恐る恐る戸を開けると、「いらっしゃい」と元気な声が聞こえてきました。するといつも個人レッスンを受けられている大きな音で吹くケーナ仲間も来られておりました。


 早速先日休んだので、楽譜を貰いみんなで吹き始めました。曲は、「麦の唄」中島みゆきのNHKの朝ドラの主題歌です。紅白を見て、「ええ唄や」と吹いてみることになったそうです。朝ドラなので、皆さん知っているかと思いましたが、これが以外、知らない人はまったく知らないし、


 知っている人は、エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスとスラスラ言えたり今NHKの朝ドラで何をやっているのか知らない人も居られます。なんか聞いたことがあると演奏が始まると、そこに最近入った新人さんが見学者を連れてやってきました。


 昔一緒に練習した仲間だそうです。ケーナ(笛)も持ってきて、吹き出したのですが、結構音が出ています。面白いのは、運指というかう日の抑え方が右の人差し指を使わないので、面白い押さえ方やねというと、「これ今初めてやったの」と言われるので、みんな大笑いしました。


 エアーケーナは、得意で、舞台のおしゃべりは、得意だそうです。今日のメンバーを数えると9人になっていました。やはり人が多くなるとワイワイ・ガヤガヤと楽しい物です。「麦の唄」は、中島みゆきさんが作詞・作曲そして編曲者が瀬尾一三さんで、以前神戸で会ったことがあります。


 徳永英明さんの編曲も手がけ、幅広くやられている。最近では、中島みゆき、長渕剛のプロデュースもされているようです。さて二つめの練習曲は、「Tuna Tuntuna」(トゥナ トゥントゥーナ)と言って調べてみると、「小さな楽団のトゥントゥーナというリズム」というらしい。


 トゥントゥーナとは、黒人由来のボリビアの東部のユンカス地方が発祥で、黒人の炭鉱労働者のリズムのサヤとよくにているらしい。一応ペルーではトゥントゥーナというリズムで、3連符の2拍目と普通の2拍子の2拍目の中間に 刻まれるようで、「揺らいでいるように」ケーナを吹くようです。


 雰囲気でもいいそうです。ケーナで「ゆらぎ」の吹き方をするとは、思いませんでした。ここも高音の「シ」の音が出てきます。ボンボも需要な意味があるようでです。今度は、3月の慰問の曲を練習しました。最近は、フォルクローレというより、日本のお年寄りが歌える歌を吹くようになりました。


 「星影のワルツ」「青い山脈」などと朝ドラの「麦の唄」をやり、今度は、ユーミンの「春よ来い」や朝ドラの「ごちそうさん」の主題歌の「雨のちハレルヤ」をやるそうです。後は、コンドルと出会いをやるので、「出会い」をみんなで吹きました。新人の人たちも「いい曲だと」喜んでくれました。これで、教室に来てくれたらよいのですが。今度見学に来られた人が、チャランゴもやりたいと譲り受けて持って帰られました。