山のお手伝い(最後の赤とんぼ・スダチ) | まさや爺さんの贈り物

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まさや爺さんの贈り物  里山の紅葉


まさや爺さんの贈り物  保温弁当


まさや爺さんの贈り物  ヘビかいな?

先日、とある団地の緑地帯の山林の伐採をして、薪の玉木という材料が溢れんばかりとなって、六甲ファームという貸し農園に仮置きしていますが、まだ水を吸っている時期に伐採したので、早く薪にしないといけません。


 そのため、薪割りの応援に借り出されました。でも一日中の薪割りも、大変なので、農場主が、いろんな仕事を挟んでくれています。まず六甲ファームによりました。さすがです。空き地で畑をやっている同僚が、来ていました。焚き火をしながら農作業をしています。同僚は、九州から来られた人で、いろんな職業経験をされています。


 農家の出身ですから、うまく育てています。この六甲ファームという貸し農園は、農機具、鍬まで、そろっており、貸し農園で一番お金を使う肥料まで、準備しています。何もなくても農作業が出来ます。ここのオーナーも菜園をしており、色々と教えてくれます。


 そういう意味では、山の中の菜園ではありますが、とても貸し農園としては、恵まれていると思います。荷物を降ろすとすぐ菜園に向かいました。きょうは、馬糞などを追加で施肥して、耕運機で耕しました。また耕したところにもう一度耕運機を入れて、畝たてをすることになりました。


 畝たては、自分の農作業の中で、得意とするところであります。曲がりなりにも剣道をやっていたので、それが役立っています。昔いくさで、農民が刈りに出されたとき、鍬や鎌をうまく扱っていた農民は、活躍したそうです。また下級武士なんかでは、家庭菜園をやっていたようで、道場に通う代わりに、畑で剣術の鍛錬として、鍬を使ったそうです。


 そのため畑での鍬使いを見ると、剣術の達人か見抜けるようです。父に教わった鍬使いを、新潟育ちの義母が、見抜きました。ここの圃場では、有機栽培を目指しているので、酵母や微生物を大切にするので、そのえさとして、米ぬか、なたねかす、牛糞を鋤きこみます。なので、耕運機も一回か二回走らす程度です。


 畝を3っ作って、コーヒータイムをしていると、落葉に赤とんぼが止まっていました。もう12月なのに、赤とんぼ、アキアカネかと思いました。ところがこの赤とんぼ、なかなかナツアカネとアキアカネとの区別がつきにくいようです。


 平地であまり移動しないで、夏にいるのが、ナツアカネ。群れて、夏は、山のほうに移動して避暑に出かけ、秋に団体で飛ぶのがアキアカネで本来、赤とんぼと言われるようです。活動時期は、ほとんど同じで、季節による違いではなさそうです。12月上旬まで見られるようです。


 赤とんぼの特徴は、羽根を他のトンボは、止まったとき、水平ですが、水平より下げて休むそうです。それから行くと赤トンボですが、ナツかアキかといえば、姿かたちは、アキアカネのようです。すると群れから離れてたことになり、疲れ果てている感じです。


 でも平地に1匹だけいるということは、ナツアカネかも知れません。胴体の斑紋の切りあがりが横から見えないので、悩むところです。きっと寒いため日向ぼっこだと思われます。畝たても済んで、昼となったので、昼食をとりました。


 山の仕事のお手伝いをするようになって、野外作業なので、保温の弁当箱(ランチジャー)を使っています。今回は、畑で取れた大根のおでんです。今回は、クヌギが多く、伐採したばかりなので、腐食したものはなく、割り安いのですが、乾燥していないので、重いものでした。


 薪を割っていると、それがいろんなものに見えてきます。昨年は、辰年でしたが、今年は巳年で、雨や雷を呼ぶ天候神として、信仰されています。更に蛇は、まぶたがないので、目をつぶることが出来ないことより、鏡を連想して、太陽神としても信仰していたそうで、今年の異常気象も巳年からかもしれません。そんな巳年に、ヘビとそっくりな薪がありました。


 今回は、軽トラック一杯になり、箱に5箱乗り切らなくなりました。黄昏時になったので、かえる樹美をしました。この黄昏という語源は、江戸時代日が暮れて人の顔が見えにくくなって「誰そ彼(たどかれ)」から来たことばだそうです。


 日も落ちかけて、帰りかけるといつも前を通るところに、スダチを持って帰ってください。という表示があったので、貰って帰ることにしました。このスダチの語源も元は、食酢として使用していたそうです。そのため「酢の橘(スノタチバナ)」から来たそうで、血糖値を抑える効果があるそうです。


まさや爺さんの贈り物  アキアカネ?


まさや爺さんの贈り物  酢の橘