Tokina 300mm F6.3という反射望遠レンズを入手しました。
今はより小さな300mm F7.1というレンズが出ていますが、
残念ながらM4/3マウント用は販売されていません。
斜陽のM4/3だけに今後も出てくることはないでしょう。
シルバーの鏡筒は想像よりも大人しく、若干太い感じはするものの十分常用可能なサイズです。
付属のフードは取り付け・取り外しが面倒なので、ストレートの金属フードを取り付けたままにしています。
写真にはありませんが、かぶせ式のキャップを自作しました。
小さいとは言え、超望遠であることは変わりません。
マニュアルでのピント合わせはシビアですし、手ブレ補正があっても簡単にブレます。
画像も高価な屈折レンズのようにビシッとはせず滲みます。
これは反射望遠だからではなく、製品にかけているコストの違いなので、そういうものと受け入れるしかありません。
最近の設計なのでもう少し高性能であることを期待していたのは事実ですが。
なんて遊びながら、随分前に入手したものの活用の場がなかった反射望遠のTAMRON 500mmに、フォーカルレデューサーを取り付けると、350mm F5.6になることに気づきました。
望遠レンズの焦点距離を短くするなんて普通は考えませんよね。
TAMRON 500mm F8は売れたのか、格安な中古がころがっているのでお買い得なレンズです。
フォーカルレデューサーをつけるとサイズはどうにもなりませんが、350mm F5.6レンズになります。
(TAMRONにもちょっと短い350mm F5.6という反射望遠レンズがありましたが、珍しいのか高価です)
私の使っているフォーカルレデューサーはViltroxの0.71xで、安価に購入できるモデルです。一般的に周辺画質の劣化が課題となりますが、M4/3であれば全く気になりません。
300mm F6.3よりもかなり黄色みが出ますが、画質は新しい300mmよりも、旧いこちらのほうが若干良好な印象です。
これで35mm換算、600mm、700mmです。
利用シーンは限られるものの、逆にこれだけ持って街中スナップというのも面白いかも。
一脚は必須でしょうけど。