予定調整って面倒だ。
頻繁にあるのが、メールで3つくらい日程の候補案を提示され、WEBでミーティングしましょうというもの。
自分のGoogleカレンダーでそれらが空いているか確認し、返信する。空いていなければこちらのカレンダーの空いている日時を3つくらい提案する。そこで決まったら、忘れずにカレンダーに登録。
これだけでも嫌になる。
通常1か月くらい先まではある程度予定が詰まっているので空いている日程探すだけでも一苦労だし、それをメモっておいてメールに書き出す。早く返事もらえるなら良いが、相手の返事が遅れると、長時間、そこの日程を仮押さえしておかねばならない。
うーん、、もういっそ、電話ですり合わせた方が早そうだ。
最近、遅ればせながら、これら業務の改善に取り組んでいる。
具体的にはGoogleカレンダーとGeminiの組み合わせを試していて、有料課金もChatGPT からGeminiに変更した。
普段GmailとGoogleCalendarを利用しているので、なんと言っても相性が良い。
メールで打ち合わせの日程候補が送られてきたら、Gmailの画面からGeminiのボタンをクリックし、サイドパネルでそれらの日程を尋ねると教えてくれる。返信文も考えてくれる。そのままカレンダーに予定も入れてくれる。
空いてなかったら、Gmailの下のオプションの「会議の時間を設定」を使うと簡単にカレンダーを見ながら空き時間を設定し提案できる。もしもWEB面談だったらGoogleMeetなら自動で会議もセットされ、相手がこのメール見て、都合の良い日時をクリックすれば、自動でカレンダーに登録される。
これまでだと、何度かメールでやり取りして、ようやく決まったら、どちらかがZoomの会議を設定し、それをまたメールで送るなんて手間をかけていたが、この方法ならその必要すらない。会議の直前になった慌ててZoomのアドレスの入ったメールを探すなんてことも避けられる。
このようにGemini使わなくても、Googleのプロダクトの機能をより詳しく知るだけでも、時短につながることがまだまだ沢山ありそうだ。
これらの知識はすべてYouTubeから得ている。変化が激しいので書籍でキャッチアップしてたら間に合わない。
動画で毎日のように新しい情報に触れている。
この連休もジョギングや飲食、読書の合間に動画観ていた。
するとソフトバンクの孫さんの動画がリコメンドされた。AI系の動画ばかり観てたからだろうか。
動画をまだご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。我々のような中小企業の経営者にとっては、事業の未来を考える上で、これ以上ないほどの示唆に富んでいます。
孫さんの話の中心は、もはやSFの世界ではない、すぐそこにある未来、「超知性ASI」の到来だ。
ASIとはArtificial Super intelligenceの略。
2〜3年後には人間の知能とほぼ同等の「AGI(人工汎用知能)」が実現する。これだけでも驚きだがが、本番はその先。AGIの1万倍の知能を持つ「超知性(ASI)」が、なんと10年以内に登場するというのだ。
この数字の持つ意味を、想像できるだろうか。人間のIQが平均100だとすれば、ASIは100万。もはや比較すること自体が無意味なレベルだ。
その片鱗を見せるのが、OpenAIが開発中だという「O1」というモデル。これは単に「知っている」とか「理解する」というレベルではなく「考える(リーズニング)」能力を持つ。博士号レベルの法律、医学、物理、科学の問題を解き、数学もコーディングも、専門家である人間を上回る正解率を叩き出す。「思考の連鎖(Chain of Thought)」という手法で、一つの問いに対して深く、多角的に思考を巡らせることができるようになるらしい。
これは、我々経営者が日々頭を悩ませている複雑な問題、例えば、新しい市場の開拓、競合との差別化、採用、資金繰りといった難題を、AIが解決してくれる未来がそこまできているということだ。
そして、最も私たちの生活とビジネスを根底から変えるであろうと確信したのが、「パーソナルエージェント」の登場だ。
2〜3年後には、一人ひとりにAIエージェントが付き、私たちの健康状態を管理し、最適な食事を提案し、面倒な買い物を代行し、子供の教育プランまで立ててくれる。
我々が寝ている間にも、エージェント同士がネットワーク上で交渉し、出張の最適な航空券とホテルを予約し、最も効率的な訪問スケジュールを組んでくれる。「A to A(Agent to Agent)」の世界が到来するというのだ。これは、単なる業務効率化というレベルではない。恐らく冒頭の予定調整などはお互いのエージェント同士が勝手にやってくれる時代になるのだろう。ビジネスのあり方そのものが変わるというのが孫さんがタイムマシンに乗って観てきた未来だ。
しかし、私がこの講演で安心したのは、孫さんが最後に語った「知性」についての話だ。
AIが持つべきは、単なる計算能力や問題解決能力といった「知能」だけではない。そこに「思いやり」や「慈愛」、「調和」といった「知性」が伴わなければならない、と孫さんは力説しておられた。
AIの報酬システムを、個人の利益や幸せの最大化だけでなく、その家族、ひいては社会全体の幸せが最大化されるように設計することで、人類とAIが真に調和する世界が実現できる。
「情報革命で人々を幸せに」というソフトバンクの理念が、ASIが目指すべき究極の目標であるべきだという言葉。これには、経営者の端くれとして、一人の人間として、深く、深く共感した。
技術の進化は、時に我々に不安や恐怖を与える。しかし、その進化の先に、より良い社会、より幸せな未来を描くことができるかどうかは、我々自身にかかっている。
このAI革命の時代に、ただ傍観者でいるわけにはいかない。
このとてつもない変化の波をどう乗りこなし、自社の成長に、そしてお客様や社会の幸せに繋げていくか。今こそ、経営者の真価が問われているのだと、改めて身の引き締まる思いがした。
すごい時代が来そうだ。インターネット革命を遥かに超えるインパクトなのではないか。
私も、この大きな変化の最前線に立ち続けられるよう、学び続け、行動につなげていく。
朝のオフィスにて