先週の日曜日は8年ぶりのフルマラソン。大阪マラソン2023に出走し、4時間16分台でフィニッシュ。サブ4には遠くく及ばず、、
お正月にコロナになったのは痛かったが、走り込みが不足していたのは否めない。体重も減らせないままの出走となった。
1月後半から週末にLSDで20km走ったり、地元の山をトレランしたりと急ピッチで脚を鍛えた。1週間前には10kmを5分15秒くらいで走り続ける「ペース走」を行い、なんとか走れたので、ひょっとするとサブ4もあり得るかとも期待していたが、終わってみれば散々たる結果だった。
ハーフをもう一大会くらい走っておくべきだったし、土日と出張時だけのランニングでサブ4なんて虫が良すぎる。
「毎朝走られているんですよね?」
とよく聞かれるが、早朝ランニングは4月の後半から10月末くらいまで。
寒く、真っ暗闇の中を走るのはいくら私でも無理だ。防犯上もよくない。
毎朝、会社に6時半には出社しているから8時出社くらいに変えれば、もう少し長い期間に朝ランできるのだが、、
「早起き社長に倒産なし」
は事実らしく、調査会社や多くの方が社長が7時までに出社している会社が倒産したことはないと仰っている。縁起を担いでいるのだ。
早朝ランニングしてお風呂に入って、簡単な朝食摂って、6時半までに出社しようとすると、どうしても午前4時~5時の間に走らなければならない。なので私の朝ランは夏場だけになる。
サブ4未達の言い訳するのは本意ではない。
目標達成の為に何かを変える必要があったのだ。
つい最近まで(^-^; 若手社長と言われた私も今や53歳。
今回8年ぶりに42km走ってみて、歳をとったとは言え、心肺機能や体力的にはまだサブ4を目指せると思った。
問題の一つは「脚」
走り込み不足により脚の鍛え方が足りなかったことだろう。
問題点がはっきりしたら、なんとかしてこの障害を乗り越えるのみ。
平日夜に最低1日は会社を19時に出て地元の競技場で走る日を作るべきだった。
もう一つの問題は「心」
出走前にヤフーニュースで
「再開の市民マラソン、ランナーの心肺停止相次ぐ…危険な巣ごもり後の調整不足」
という記事を読んでしまったこと。過去100キロマラソンを7度完走した経験をもつ企業経営者がマラソン大会で心肺停止になって死にかけたと。
これには強い影響受けてしまった。
大阪の街を走りながら「無理はやるまい」という気持ちに支配され続けてしまった。これを読んでなければ「どM」の私は無理をしてサブ4ペースで走ったかもしれない。
しかし、この心の弱さもすべて走り込み不足に起因している。
努力の裏付けが薄かったので自分を信じることができなかったのだ。
努力と成果がほぼ正比例するのがマラソンという競技の面白いところ。
「努力して結果が出ると、自信になる。
努力せず結果が出ると、驕りになる。
努力せず結果も出ないと、後悔が残る。
努力して結果が出ないとしても、経験が残る。
努力をしてその日を迎えたんだったら、
何も残らないことはない」
(By 東進ハイスクール)
まあ、今回は努力は足りなかったが、この歳で怪我なく、一度も歩くことなくフルを完走できたのだから、良しとしたい。
レース後、ちょうど大阪に仕事で来ていた姉貴分のSさんからメッセージが届いた
「あんたは社長なんだから、次の日会社で階段の登り降りや歩いている姿が颯爽としてないと、全然つまらんよ」
男はつらいよ、、