先日、地元久留米市が日本一になった。
最高気温が35度を超えたことで、今年、猛暑日を日本で最初に記録した都市になった。
ライバルの日田市に勝った! って、、
有名になるのは良いことだけど、、弊社への就職を希望している大学生の内定承諾率に影響しないか、、、UターンやIターンを希望する人が減ったりしないかなんて心配してしまう。
だから久留米市の良い事もお伝えしよう。
このコロナワクチンの接種率だ。
久留米市のHPより
これは①久留米大学医学部を頂点とする充実した医療体制、②人口10万人あたりの医師の数が637人(平成28年調査、全国平均は246人)と全国1位であること、③そして大久保市長のリーダーシップによるものだ。
人口30万人、中核市としては驚異のスピードで接種が進んでいる。
6月中には接種を希望するすべての65歳以上の2回目の接種が終わる予定である。高血圧で通院中の私も7月にも接種できるのではと期待している。(あ、高血圧は遺伝と思われ、降下剤と運動によりコントロールできていますので心配ありません)
こうなると今年の後半、秋から年末には日常を取り戻せるのではないか。久留米市民で本当に良かったと思う。
さて、
弊社では今期から健康経営に取り組むと宣言し、様々な取り組みをスタートさせた。
その中の一つがアプリの導入。
ココカラダイアリーという三井住友海上さんのアプリを全社的に利用している。
ストレスチェックが自分でできたり、歩数が自動的に計測されたりする。
食事を撮影するとおよそのカロリーまで記録されるという優れものだ。
保険の既契約者は無料で使用が許可される。
特に秀逸なのが、この歩数計測機能で社内のランキングが表示されるようになっている。
私は既に朝のランニングが習慣化されているので、この機能からの刺激は少な目だけれども、それでも休みの日に近くのコンビニやスーパーへの買い物に積極的に家内に付き添うようになった。
これは歩数が稼げる!
こんな思考をしている自分に気づく。
私だけではないだろう。多くの社員さんの行動変容に繋がっている。
運動の習慣がなかった人もいるはずだ。当初はほんの少数の人のみがアプリを使用したが、今では多くの人が参加している。
アプリの使用者が増えたのは行動心理学でいうところの
「バンドワゴン効果」
だろう。人は人気(ひとけ)の多い所に集まるものだ。展示会に出展していると、ブースがガラガラの時は全く人は寄ってこないが、何かのきっかけでブースに数名来られたら、何だ?何だ?とそれに釣られて多くの人がブースに集まる。
加えて、このランキング機能が「ナッジ」となっている。
ナッジとは
人のココロのクセを利用した選択に影響を与える情報の提示手法
であり、分かり易い例だと男子用トイレの小便器のコバエマークと言えば男性にはお分かりだろう。海外の空港ではこれによって尿の飛び散りが減り、清掃費が大幅に削減されたのだ。
納税や節電を促す為に請求書に近所の納税率や電気使用量の平均を記載したら、納税率の向上や電気使用量の削減につながるという。
同僚社員の歩数がランキング表示されることに煽られて、多くの社員の行動変容につながっている。歩数(運動)と健康には正の相関があるだろう。すでに体重減少につながった社員も複数いる。
私もフルマラソン・サブ4を達成した45歳の時よりも、月間の走行距離が大幅に増えた。(コロナ肥りしていた体重も元に戻った)
そもそも人には現在志向バイアスがあり、将来の損失や利益を過少評価して先延ばしし、現在の小さな利益を追ってしまう。
だからダイエットや禁煙が3日坊主で終わる。
ダイエットしないと健康を損なうと分かっていても、喫煙による癌や心筋梗塞のリスクを知っていても、それらを過少評価し、目の前の睡眠や喫煙による快楽を貪ってしまう生き物なのだ。
それを抑えて、行動変容させるほど、強力に効いた歩数のランキング表示というナッジ。
業績向上に使えるナッジは何かないものか、なんて考えるのは欲張りすぎだろうか。

