出張中に東京のホテルのテレビから突然聞こえてきた耳慣れた「朝倉」「日田」「杷木」「比良松」などの地名。営業マン時代に毎日のように通った地域。
まさかの出来事。
弊社社屋には被害がなかったものの、1人の社員さんの自宅が被災した。翌日、かつて自分が担当させて頂いてたお客様数社が甚大な被害と社員から刻々と報告が入る。
翌週から土砂の掃き出しのお手伝いに入った弊社社員からの報告では、想像を絶する惨状であったと。1日も早く日常を取り戻されることを心から願う。
昨年の地震に続き、災いが続く。
天災だけではない。
実は今、色んな危機に見舞われている。
経営者としてもう8年目。
初めて眠れない夜を過ごした。
ある会合でぼんやりしてたら、旧知の先輩経営者の方が私を見つけ
「どうした? 元気ないぞ」
と言われ、ハッとさせられた。
大将がそんなんじゃ、士気に関わる。
ジタバタするほどではない、まだ土俵際に追い込まれてる状況ではない。まだまだ土俵の真ん中だ。
土俵際で苦し紛れに「首投げ」をうつ段階ではない。
心を落ち着け、やるべきことに集中する。
向かっている方向は間違いない。
今起こっている不幸な出来事よりも感謝すべきことに目を向ければ、自分達は如何に恵まれているか。これ迄が出来過ぎなのだ。
今のピンチは自分が、いや、会社がもっと成長する為の壮大なパズルのたった一枚のピースに過ぎない。大事なのは一つ一つの出来事からきっちり学び、次に繋げること。
そして、未来への投資は決してやめない。
特に教育。
長岡藩、小林虎三郎の「米百俵の精神」だ。
「富強の本ただ人民の知識を開く外なし」
司馬遼太郎の「峠」に詳しいが、長岡藩は戊辰戦争で激しい抵抗を行い官軍に強烈な一撃を加えるものの、最終的には壊滅させられる。その後、困窮する中で他藩から同情で贈られた米百俵をなんと若者の教育に使う。小泉元総理も国会答弁でこれを引用してた。
まずはこの状況を力を合わせて乗り越えたい。
今以上にお客様への提供価値を高め続ける。
これしかない。