PACK RATのブログ -8ページ目

PACK RATのブログ

こちらは退職したあるシニアのブログサイトです。はるか昔の想い出話と無責任なひとり言を書き綴っています。

クレア

 

深まりゆく秋、晩秋の公園にて(11/16/2021)

 

秋色に染まる公園にて(11/17/2021)

 

 

マゴ


先日長女から、モンテッソーリ系幼稚園に通う孫娘の写真が送られてきた。

 

アルファベットが書かれた短冊を並べて、ch が含まれる4文字および5文字単語を作ろうとしているのだろうか。

 

写真からは読み取りにくい箇所もあるが、次のように並べているように見える。

 

1) rich

2) chug

3) chat

4) chec

 

5) bench

6) chill

 

この中で誤りがあるとすればどれだろう。私は2)と4)は誤りと思った。ところがである。2)のchugは「一気飲みする」や「エンジンなどがガタガタと音をたてて回る」といった意味があるそうだ。つまり正しかった。

 

chugという単語を5歳の孫娘が使っていたことに驚き、同時に自分は知らなかったことが情けなかった。

 

そろそろ彼らにクリスマスのプレゼントを送る季節になった。孫娘の誕生日が12月なので、2件の贈り物をまとめて送ることにした。クリスマス用には、cheapな子供用スマートwatch にした。

 

クリスマスギフトとして、孫娘にはスナック入りプリキュアブーツとピンクのスマートウォッチ、男孫にはトーマスブーツとブルーのスマートウォッチ、孫娘の誕生日プレゼントとしてはリカちゃんの着せ替えドレスを準備した。

 

 

 

ツィンバロムとマンガリッツァ

 

幸か不幸かわからないが、私の味覚センサーには3段階しかない。10点満点で言えば、7点以上であれば「美味しい」、3点から6点までが「フツー」、2点以下なら「👎」である。

 

そんなわけで、外国では「美味しい味」を期待するよりも、「珍しい味」を求める傾向がある。つまり郷土料理を試してみようとする訳だ。一応トリップ・アドヴァイザーでホテルに近くかつ評価の高いレストランをあらかじめ調べてはおくが、実際に記憶に残るような料理やレストランに遭遇したことは多くない。ちなみに、外国では日本料理は食べないようにしている。

 

しかし、ブダペストの「ASZU ETTEREM」は、料理のテイスト、店員の接客サービス、店の雰囲気において私の中では記憶に残るレストランであった。

 

ブダペストについた翌朝、ホテルで朝食を済ませた後レセプションに立ち寄った。そこで夕食にお奨めのレストランを紹介してもらうことにした。3店紹介してくれたが、比較は無理なので、最初の「アスー・レストラン」に決めた。そして担当の女性に夕方の6時に予約を入れておいてくれるよう依頼した。

 

宿泊ホテルからASZU Restaurantまでは徒歩10分程度であった。

 

終日外出したのち、予定の6時に「アスー・レストラン」を訪ねた。しかし店長は私の予約は受け付けていないという。ホテルにも電話していたが要領を得ないようだった。しかし早い時間帯だったのでまだ客は少なく、店長は一席を確保してくれた。

 

ASZUレストランの店内

 

この店は生演奏を聞かせてくれるようで、着席するや一人の男(ヤノス氏)がどこから来たのかと尋ねてきた。「日本」と答えると「さくらさくら」を演奏し始めた。よく見ると不思議な楽器を弾いている。台形の箱の上に弦が水平に張ってあり、グロッケンやマリンバのように弦をバチで叩いて演奏していた。また、バイオリンとコントラバス奏者を伴っていた。

 

楽器はハンガリー独特のもので、ツィンバロンと呼ばれるそうだ。優しい音色を奏でていた。客も少なく、ツィンバロン奏者のヤノス氏に私の好みを何曲もリクエストすることができた。「ハンガリー舞曲」、「ハンガリアン・ラプソディ」から「パリの空の下」あたりまで。モーツアルトは好きかと問うので、もちろんと答えた。

 

レストランでCimbalomを演奏するCsicso Nemeth Janos氏

 

料理は「グヤーシュスープ」と「マンガリッツァ・ポークのテンダーロイン」を注文した。グヤーシュは濃厚ではなくあっさりと上品な味に仕上げられていた。マンガリッツァ豚はハンガリー固有の希少種であり、国宝に指定されていて「食べられる国宝」と呼ばれている。一般の豚肉より赤みがかっていて柔らかく、上質の牛肉のような食感であった。スペインのイベリコ豚に近いのかも知れない。

 

Goulash Soup

 

Tenderloin of Mangalitza Pork

 

店の雰囲気にも料理にも満足し、1時間半ほど楽しんでホテルに戻った。会計は、ハンガリービール「ドレハー」2杯にコーヒーを含めて1万フォリント、日本円換算で4,000円弱であった。帰り際に翌日の夕食の予約も取り付けた。同じレストランに2度も行くなんて、自分にしては珍しいことだった。

 

翌朝、ホテルのレストランで朝食を済ませてレセプションの前を通りかかると、前日の女性がいた。予約ミスの件でクレームをつけてやろうと意気込んでいたところ、先方の方から丁重にお詫びを述べてきた。彼女によれば、「昼前に一度予約の電話を入れたのだが、レストランにはまだ誰も出ていないようだった。その後勤務時間が明けて、そのことを失念し引き継がずに帰宅してしまった」とのことだった。少々ムカついたが、昨晩は楽しかったので問い詰めないことにした。

 

その日の夕刻もほぼ同じ時間に「アスー・レストラン」を訪れた。店長も店員もヤノス氏も私のことをよく覚えていた。昨晩と同じように何曲かリクエストした。

 

マッシュルーム・クリームスープ

 

パプリカ・チキン

 

この日の晩は上の2点をオーダーした。ドレハー2杯にコーヒーを入れて、料金は前の晩とほぼ同額であった。ただ、この時は、私が2夜連続で来店してくれたということで、店長はトカイ貴腐ワインをコンプリメンタリーとしてサービスしてくれた。

 

最後に、ツィンバロン奏者のヤノス氏から彼のCDを15ユーロで買い求め、5ユーロのチップを含めて20ユーロ手渡した。少々気前が良すぎたかなと思ったが、私のようなソロツーリストが退屈せずに食事ができるレストランはそう多くはないので後悔は残らなかった。

 

  

購入したCDジャケットのオモテ面とウラ面

 

以上のような理由で、ブダペストのアスー・レストラン(ASZU Etterem)は記憶に残るレストランの一つであった。tripadvisorの評価ランキングでは、11月16日現在でブダペストのレストラン2,793件中42位となっている。

 

 

アスー・レストランのイメージyoutube

 

ツィンバロムを演奏するヤノス氏のyoutubeビデオ