ギザギザ花びらの解消法

こんにちは！
フラワーケーキ教室アネモネの
中村秋子です！

2023年は

お花絞りが好きな皆さまに

よりお役に立てる情報を

沢山投稿していきますね！！

早速本日のお題はこちら

どうしてこうなる！？
ギザギザ花びら

お花絞りのお悩みで多いのが

この、

「花びらがギザギザになるんですけどなんででしょう？」

というお悩み。

ギザギザというのは花びらの先が

このようにビリビリ破れた感じになることです。

お花絞り初めての方は特によくあります。

別に悪いことではありませんし、みんなが通る道です。

でも出来ればつるんと綺麗な花びらが

絞りたいですよね？

このギザギザ、

どうやったら直るのでしょうか？

まず考えられる原因を挙げます。

1.握力不足

2.袋の握り方の問題

3.口金の角度、あてかたの問題

4.あんこが硬すぎる

5.口金自体の問題

解説します。

1.握力不足について

これは、絞り袋を握る力が弱いのが原因ということです。初心者さんによくあるのですが、恐る恐る握るため無意識に力が抜けていってクリームがしっかり出てない時によくビリビリちぎれた花になります。解決方法としてはグッと力を入れて握ることです。ぜひお試しください。優しく握った時と、強く握った時ではクリームのハリが違うはずです。

2.袋の握り方の問題

これは袋を握るときにちゃんと袋をねじって、クリームをぱんぱんにできていますか？ということです。絞り出すたびに袋は緩んでいきます。絞るたびに必ず袋をねじり直して常にぱんぱんにしてください。ぱんぱんになっていることで、軽い力でも勢いよく出てくれます。逆に袋がゆるゆるの状態や、ねじらずに後ろからクリームがはみ出てきている状態で絞ると頑張って握ってもあまり出てくれません。歯磨き粉やマヨネーズと一緒ですね（笑）ぱんぱんにして後ろからしっかり押し出すイメージで絞りましょう。

3.口金の角度、当て方の問題

これは大事なことです。私がいつもレッスンで指摘しているのはここ。正しい位置で口金をあてられているかどうかということ。薔薇などの立体的な花を絞るとき、よく口金を真横から直に当てている人を見ます。これでは口金の口を塞ぐような当て方なのでビリビリなります。必ず絞り袋のお尻は自分の体の方を向いているように、常に自分の正面に袋があるようにして下さい。すると自然に口金の先端は向こうを向いて、口金の口が塞がれることなく自然にクリームが出てくれるのでつるんと綺麗にできます。

特別に私のレッスンのテキストに載せている図をお見せします。

↓

この口金の向き、わかりますか？口金の口は真横ではなく向こう(12時の方向)を向いていますよね？これが正しい当て方です。口金の左側面が常に花に当たっています。また、当てる位置は奥すぎず手前すぎず、花の右側の真ん中あたりです。奥過ぎたらどうなるかというと、貼り付く場所がなくビロビロビロ〜と奥に花びらが流れ落ちてしまいます。これも初心者さんあるあるですね。手前すぎたら口金の口を塞いでしまうためまたビリビリします。