ブロークバック・マウンテン [DVD]

¥1,800
Amazon.co.jp
前々から気になっていて、レンタル鑑賞。
金獅子賞はじめ沢山の賞をとった作品なのね。
若いカウボーイの男性二人が山でひと夏を過ごし、一線を越えてしまう。
そしてその後20年間・・・という話。
男同士の恋愛ということで保守派の強いオスカーを逃したという噂もあったそうだけど、
同性愛ものという色眼鏡で観るのではあまりに勿体ない本編。
描かれているのはリアリズムのある人生譚、そして生粋のラブストーリー。
たった一人の相手との間で見付けた本当の自分、
でもそれに忠実に生きることの難しさ・・・
“世間”や“常識”に縛られ
自分自身で自分を縛り
唯一本当の自分を共有する恋人の存在にも縛られる
これは同性愛に限らず、または恋愛に限らず、私達の人生に起こる普遍のテーマ。
それがこんなに押しつけがましくなく、でもはっきりと描かれた作品もない。
「自分らしく」「自由に生きる」ことがいかに難しいか・・・
静かに描かれた秀作と思う。
イニスの寡黙で男らしく、でも実は情のとても深いキャラクターが
ヒース・レジャーの抑制のきいた静かな演技で引き立ち泣かせられた。
男二人、だからこそ、
それぞれの守りたい生き方やプライドが対峙し
より深い葛藤と渇望する愛情と、無二の絆が描かれたように思った。
まわりの女性陣も、単なるアイコンではなく
感情移入できる形にきちんと描かれていたのがよかった。
時間をおいてまた観返してみたいな。
※以下、ややネタばれしています。
物語の最後、ジャックのクローゼットから2人のシャツが出てくるくだり・・・

ほんとうに、ぎゅーっと胸が締め付けられます・・・










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という感動。

