わが母の記 | 涙せんの弱い人の映画批評

涙せんの弱い人の映画批評

何を見てもすぐ感動して涙する人の為の映画批評。
泣けなかった映画もコメントしますけど。

泣ケーター

井上靖の自伝的小説。

伊上洪作(役所広司)は、少年期5歳から13歳まで、里子に出されていた。このことについて
「僕は捨てられたんだ。」と、母、八重(樹木希林)を大人になっても、心のどこかでうらんでいた。認知症を患い、記憶をなくしていく母。洪作の三女(宮崎あおい)は、そんな祖母を慕い支えていた。
ある日、八重は「あなたに話しておきたいことがあります。」と洪作に話を始める... 。

出演。役所広司。樹木希林。宮崎あおい。他。

母の息子への思い。息子の母への思い。
父の娘たちへの思い。娘たちの父への思い。
孫の祖母への思い。

静岡を舞台に展開する家族の愛。認知症の老人を持つ家庭の悲喜劇。

映画の始まりは、父(三國連太郎)が病床に臥しているシーン。「犬神家の一族」を思い出しました。
洪作が母をおんぶした時の、母が安らぎを得たようないい顔をしていたのが印象的。

2012年4月28日(土) 公開 1時間58分