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自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション

インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ

 

 

ダンボールに保冷剤と温湿度計を入れてみました。

 

 

ダンボール内の温度が下がることは容易に想像できますが、保冷剤が結露することで果たしてダンボール内の湿度はどれくらい下がるのか?

 

小学生の自由研究みたいなことしてみました。笑

 

 

 

ダンボールの蓋を閉じた実験開始後、すぐに温度は下がり始めます。

 

26.4℃から25.9℃まで下がり約30分間温度を一定に保った後、保冷剤が溶けて温度は上昇に転じました。

 

今となってはですが、もう少し暑い日にやればよかったですね。笑

 

 

ではその時湿度はどうなったのか?

 

 

見事に温度と同じ動きですね、湿度も30分程度一定の時間帯がありました。

 

理科や化学が得意な人からしたら「当たり前だろ」と言われそうですが。笑

 

 

 

で、何が言いたいかというと

 

例えば巨大な保冷剤を夜寝室に置けば、一晩くらい快適な睡眠環境を作れるのでは?

 

という素朴な疑問です。

 

 

ちなみに今回使ったダンボールのサイズは0.48m × 0.28m × 0.24m  なので体積は0.032m3です。

 

そしてこの数字に1000をかけると8畳の部屋(31.7m3)とほぼ同じ体積になります。

 

ということはあの40gの保冷剤を1000個用意すれば、8畳の寝室も先ほどの実験のように温度も湿度も下げることができるはず。(あってますか?エライ人)

 

 

もちろん寝てる人間が発する熱や水蒸気、自然換気や通風、部屋の断熱性能などによって結果は変わると思いますし、保冷剤の表面積で除湿量も変わるでしょう。

 

 

 

子供の夏休みの自由研究で困ってる方、チャンスです。笑

 

この強力保冷剤を40個(44,000g)、6畳なら30個用意しましょう。

 

分厚いので6時間くらいは表面温度0℃以下になるようです。

 

 

枕元にどっさり置き、果たしてエアコン無しで快適な睡眠ができるのか、それとも汗だくで寝不足になるのか。

 

全世界が注目する自由研究となるでしょう!

 

(失敗しても苦情は一切受け付けません)

 

 

あ、冷凍庫の空きには注意してくださいね~