
自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション
インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ




ここにきて住宅会社の倒産が増えてきました。
コロナ以降、小規模の建設業倒産が目立ってましたが、いよいよ住宅会社も体力のないところから倒れ始めています。
それもそのはず、2024年3月現在で注文住宅の着工数は28ヶ月連続で前年同月比を下回っているのです。
当ブログでも以前から住宅業界の不況を伝えてきましたが、「いよいよか…」という段階まで来てしまった気がします。
では、残念ながら倒産してしまった住宅会社は一体どんな会社だったのか。
インスタのアカウントが残っていた数社の投稿を見てみました。

インスタを見る限り、どの会社も倒産してしまうほど酷い住宅を建てているとは到底思えません。
これを先日SNSにアップしたところ以下のような反応が返ってきました。
「こんなおしゃれなのに倒産するんだ…」
「そこそこおしゃれだけど、こんな家ってたくさんあるよなあ」
「どこにでもあるデザインだと差別化できないよね」
住宅はデザインが全てではありませんので、その要因だけで会社が倒産することは考えにくいです。
とはいえ、これらのコメントには私も一部同感で、「流行りや人気のデザインは多くの住宅会社が取り入れる」わけで、結局のところ自社の特徴が無くなり(デザイン面に関して)、尚且つライバルも多くて受注が減るのは至極当然とも思うのです。
それに関してうちは対極の所にいますので、あまり他社と比較されることがありません。



良くも悪くも好みがハッキリと別れるので、数をこなして事業を拡大するというビジネスモデルとしても不向きでしょう。
ですが、必ず一定数潜在的なお客さんはいるので、その方たちの期待を常に上回っていれば受注が無くなるという心配もしていません。
なんにせよ、工務店が生き残る道として何かしら突き抜けていないと厳しいのだと実感しています。
真面目に丁寧な仕事をしていても報われない、そんな時代なのです。
何もこれは住宅業界だけに限った話ではないと思いますけどね。
実質賃金は前年度比2.2%減と2年連続のマイナス。
物価高に賃金上昇が全く追いついていません。
それでは注文住宅なんて建てられないよな…と。
夜な夜な切ないニュースを見ながら一杯やっています…
お酒は裏切りませんので…
無塩ミックスナッツ、楽天市場の人気ショップから頂きました。

くるみ、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオがバランスよくミックスされており、食物繊維やミネラル、ビタミンも豊富です。
23日20時から全アイテムに使える50%OFFクーポンも出ていますのでお見逃しなく。
そしてこちらも。
皮ごと丸絞りした青切りシークヮーサー。
ポリフェノールの一種で健康や美容に関して研究が進むノビレチンが豊富に含まれているとのこと。
ジュースにしたら500mlボトル10本分も作れるのですが、私のオススメはジンとのソーダ割りです。
ジンは香草や柑橘系素材などが使われることの多い蒸留酒。
シークヮーサーとの相性は抜群です。
ナッツとシークヮーサー、これでお酒の罪悪感は帳消しです。