一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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さて今日から電気代が再び値上げです。

 

 

これから夏だってのに…この値上げは痛いですよね。

 

 

ちなみに夏場の一般家庭における使用電力の割合は、1位がエアコンで30~40%、2位が冷蔵庫で約20%、と言われているのですが、これは調査した年代などにより大きく変わってくるので実はあまりあてになりません。

 

例えば断熱性能や日射遮蔽が優れた最近の住宅は、冷蔵庫のほうが使用電力が高くなる場合もあるでしょう。

 

 

しかし一般的な住宅ではエアコンが1位というのは間違いなさそうです。

 

 

夏の節電はやはりエアコンがカギになってくるのです。

 

 

 

ということでまずやるべきことは、窓から入る直射日光のシャットアウト。

 

 

遮熱カーテンなどもありますが、窓の外側で遮熱することをオススメします。

 

窓の外側での遮熱というと、簾(すだれ)や日よけシェードが一般的ですね。

 

 

遮熱カーテンなど窓の室内側で日差しを遮っても、すでに熱自体は室内に侵入しているため窓の外側で遮熱したほうが効果が高いと言われています。

 

 

両方組み合わせることが出来れば言うことなしですね。

 

 

 

 

 

古いエアコンを使っている場合は、省エネエアコンに買い替えるというのも手です。

 

でもエアコン選びって何を基準に選んでいいのか分からないですよね。

 

機能やデザイン、価格など色々とありますが、私はAPFや最大暖房能力などを重視することが多いです。

 

APF(通年エネルギー消費効率)とは省エネ性を表す数値で、エアコンには必ず表示されています。

 

また、エアコンを暖房として使う場合、最大暖房能力が低いとなかなか部屋が暖まらないということも。

 



では試しに下の6畳エアコンを比べてみましょう。

 

APF 5.8

最大暖房能力 3.7kW

最大冷房能力 2.8kW

 

 

APF 6.2

最大暖房能力 4.4kW

最大冷房能力 3.2kW

 

 

価格差は10,000円ですが後者の方が全てにおいて優れているのが分かります、更に外気導入やWi-Fiなど多機能ですね。

 

私は後者に惹かれますが、どうやら前者のほうが売れているようです。

 

まあ細かいことは確認せず安いほう選んじゃいますよね。

 

 

エアコンに関してはこちらでも書いています。

 

 

過度な節電をして熱中症になっていては元も子もありません。

 

何事もほどほどが大切です。