一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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昨日に引き続きまたウィリアムモリス。

 

セリアにいろいろなアイテムがありました。

 

 

ここ最近ダイソーなどでもよく見かけるようになりましたが、モリス作品の著作権が切れてるのでこんな価格で提供できているんですね。

 

 

 

 

では壁紙は何故あんなに高いのか…

 

 

 

 

 

 

よく見ると壁紙など商品には「MORRIS&Co.」という記載があります。

 

実はこれが本家のブランド名です。

 

これには商標権があり100均等の商品にはブランド名の記載がありません。

 

 

要するに著作権の切れたモリスのデザインを使って、100均側が勝手に様々な商品を作って売っているだけなんです。(表現があってるかわかりませんが)

 

 

 

 

そういや楽天ブックスで買ったトートにもブランド名なかったですね。

 

 

 

人気のモリスデザインを安価で楽しめるのは嬉しいことですが、ちょっと複雑な気持ちにもなります。

 

今後安価で粗悪な商品が溢れてくると、そのデザインが持つ品位みたいなものが失われるのではないかと…

 

 

 

 

そんなこと言いながらちゃっかり1つ買ってるんですけどね(笑)

 

 

こちらは3つの柄が入ったシール、それとオマケのドライフラワー。

 

シールなのですがフォトフレームに入れてしまいます。

 

 

 

ほらやっぱりいい感じ、さすがモリス。

 

 

 

 

このチェストはメレデューという英国ヴィンテージで、製造から60年前後経っています。

 

大事に扱えばまだしばらく使えますが、いつかは限界が来ます。

 

しかしモリスのデザインは永遠。

 

きっと遠い未来でも様々なカタチで愛され続けているのでしょうね。