
一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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「ここにコンセントがあればなあ…」
家づくりでの後悔ポイントの上位にコンセントがあります。
設計する度に毎回頭を悩ませているのですが、そんな中でも「これはよかった!」というベストコンセントがこちら。
どのコンセントか分かりますか?
ここですここ。
キッチン腰壁のコンセント。
これの何がいいかって?
言わなきゃ気付かないほど目立たないんです。
(1枚目の写真で気付かなかったでしょ??)
正面から見ると
ほらもう分からない。
ダイニングテーブルって何気にコンセント使うんですよね。
ホットプレートなどの調理機器はもちろん、スマホの充電だったり、メイクや子供の勉強など、近くにコンセントがあればなあ、と思ってた人は多いはず。
とはいえ目立つ位置には付けたくないし、床にコンセントという方法もあるけど何気に使い難い。
その結果このようになったわけです。
強いて言えば、コンセントをこんなのにすれば尚良かったかなと。
コンパクトでUSB付きのコンセント。
これデスクまわりでも重宝するので、これから家づくりをする方にオススメです。
ちなみにうちでの標準コンセントは、Panasonicの新金属カバーです。
新金属はアルミ製で、ステンレスよりもマットな質感です。
ステンレスは光沢があり過ぎて、インテリア的にちょっと合わないんですよね。
ではスイッチも新金属かと言うと、亜鉛メッキを使うことが多いです。
新金属よりも更にマットでラフな風合いがヴィンテージ系インテリアと相性◎
鉄なので磁石が付くというのもポイントです。
(写真では100均の磁石フックを付けてます)
「アメリカンスイッチって高いんでしょ?」と思われている方もおりますが、実際は一般的なスイッチとのは差額は部材だけで数百円程度です。
オプションの差額としては、一ヶ所1,000円前後が妥当ではないでしょうか。
もちろん使うスイッチカバーの種類などにもよって上下しますが。
では今すでに一般的なスイッチを使っているが、アメリカンスイッチに変えることは出来るのか??
可能ですが、業者が工事を行う必要があります。
電気工事士でないとやってはいけない工事で、個人がDIYとしてやるのは違法なんです。
しかし、スイッチやコンセントカバーの交換は誰がやってもOK。
カバーの交換は簡単ですし、今はセリアなど100均にもたくさん種類があります。
スイッチプレートを交換するだけでも、部屋の雰囲気は変わるものです。
興味ある方は挑戦してみてくださいね。
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