一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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木造倉庫を子供部屋へ。
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物置として使ってた車庫の2階を子供部屋に変えた事例。
中間に間仕切り壁を作り、やや低めの天井が秘密基地っぽいと好評でした。
続いても車庫兼物置から住宅へ。
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車庫や物置は簡素な作りのため、案外リノベーションしやすかったりもするのです。
築数十年でボロボロの住宅よりも、構造躯体がしっかりしている倉庫のほうがリノベに向いているかもしれません。
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最後は農作業小屋を劇的リノベ。
既存の梁もしっかりとこのスタイルに溶け込んでいます。
仮にこの農作業小屋を解体し新たに新築を建てた場合、CO2排出量はリノベと比べて何倍にも膨れ上がります。
もちろん廃棄物の量も比べ物にならないくらい増えるでしょう。
そうです、リノベはエコでもあるのです。
今回紹介したような倉庫から住宅へのリノベは、「フルリノベーション」することが前提です。
耐震・断熱改修工事は当たり前。
特に倉庫はシャッターなどの大開口部があったりするので、耐震性能が低い可能性があるので注意が必要です。
リノベは建築士免許がなくても、誰でも工事が出来てしまいます。
しかし「建築士に任せれば安心・安全」というわけでもありません。
リノベに対する知識と経験が豊富な方に依頼することをオススメします。
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