一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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トイレの壁にミラーやアートやら。

ホワイト塗装した板張りの壁は、躊躇なくビス留めできます。
あえて素人が塗ったようなラフな塗装をしておくことで、補修がとても簡単になるんです。
しかし無塗装の板の場合、補修は難しくなるので穴開けの際はご注意を。
ホワイト塗装は板材の濃淡が多少透ける程度にするこで、より自然で味わいのある雰囲気になります。
貫材という材料を使っており、ホワイト塗装することでどんなスタイルにも合わせやすくなります。
ちなみにクロス仕上げと比較すると、コストは3倍前後になるでしょう。
仮に20畳のLDKの壁全面この仕上げにすると、クロス仕上げとの差額は240,000円前後。(住宅会社によって異なります)
決して安い差額ではありませんが、家が完成した後で「ああ~やっぱり板張りにしておけばよかった;」と後悔したときには時すでに遅し。
クロスの壁を板張りに変えるのはなかなか大変です。
コンセントや窓がある面は尚更。
照明器具や家具、カーテンなどは家が完成したあとでも簡単に交換可能です。
しかし壁や床の仕上げなどはそうはいかないのです。
・リーズナブルな内装仕上げにこだわり(高級な)の家具。
・こだわり(高級な)の内装仕上げにリーズナブルな家具。
トータルコストがどちらも同じくらいなら、私は間違いなく後者を選びます。