先日インスタにUPしたこちらが好評だったので、アメブロでもご紹介。
過去の施工写真と共に、おしゃれな板張り壁の解説です。
うちでは定番の、貫材のホワイト塗装仕上げ。
絶妙なラフ感と、どんなスタイルにも合わせやすいというのが特徴です。
塗料ではなく、保護剤で発色させるという珍しいパターンです。
このウッドロングエコは、ウッドデッキや板塀などでよく使うのですが、その安全性から屋内の使用も全く問題ありません。
自然に経年変化したような、塗装では真似できない味わい深い仕上がりになります。
ログハウステイストのスタイルが好みなら、間違いなくこれですね。
この写真の現場は築41年の中古マンション。
鉄筋コンクリート造のマンションでも、板張りによって暖かみのある空間になります。
いわゆるエイジング塗装を施すことで、雰囲気はガラっと変わります。
実は塗装屋さんの技術(センス)って、おしゃれ空間づくりにとっても重要。
塗装業者にどれだけ的確な指示を出せるか、結局は工務店やハウスメーカーのこれに尽きます。
パイン材はスウェーデンハウスさんが好んで使っているようなイメージ。
北欧はパイン材の産地でもあります。
ただ、この無塗装パイン材を壁や天井まで大量に使うと、ログハウスのようなテイストになり、北欧デザインとはまたちょっと違う雰囲気になります。
そこだけ注意が必要ですね。
天井に花を映し出す照明。
こちらも以前記事にしたリノベ物件です。
パイン材は塗装してなんぼの材料だと思います。
(もちろん無塗装も素敵ですけどね)
天井やガラスブロックのある壁は、同じくパイン材でホワイト塗装仕上げです。
ついでに床もパイン。
でもログハウスのような雰囲気はほとんど感じないですよね?
ここで使ったシャンデリア。シンプルでサイズ感もちょうどいい。
様々な種類の古材をランダムに。
近年人気のため古材の価格も上昇しています。
ちょっと前まではゴミと一緒に捨てられていたんですけどね…(笑)
ビニールクロスの中にも「古材柄」のようなものがありますが、正直おススメしません。
せっかくの空間が安っぽい雰囲気になってしまいます…
それに限らず「木目柄」や「塗り壁調」もあまり…、言い方は悪いですが結局は本物を真似た偽物(プリント)なので…
例えば床が無垢材なのに、壁にビニールクロスの木目柄を張ると、クロスの木目柄プリント感がすごく目立ちます。
シェブロン張り。またはフレンチヘリンボーンとも呼ばれます。
同じ板材でも縦に張るのか、横なのか斜めなのかで全く別物になります。
複雑な張り方は大工手間(施工費)が高くなるので、事前に確認が必要です。
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