一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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ユニットバスの価格は不思議。
定価の半額になっても喜べないと以前にも書きましたが、それ以外にも高すぎるオプションなどいまいち腑に落ちません。
例えばTOTOサザナのワイヤーシェルフ。
標準のプラスチックの棚から変更すると、定価で約17,000円UP(2段の場合)
実際は定価の半額くらいになるので(ややこしい)、8,000~9,000円UPといったところです。
こんな変哲もないワイヤーシェルフが1つ4,000円以上…
やはりちょっと高いなと感じてしまいます。
以前建てたお施主さんもそう感じたらしく
「棚は後で自分で付ける」ということで、結局ユニットバスに棚を一つも付けませんでした。
そして建物が完成し引き渡し後、お施主さん自身で棚を購入し取り付けることに。
実際に購入したのは上の商品。
さすがAmazon、激安です。
(品質は値段相応だったのであまりオススメはしません…)
ユニットバスは基本的に壁に下地がないので、ビス止め不可です。
よってこの手の商品は強力なテープで止めることが多いようですね。
このように6点のテープで棚を固定します。
30分くらいで取り付け完了。意外と時間かかります。
お施主さんは泡タイプのボディソープをラックから下さずプッシュして使いたいとのこと。
耐荷重10kgとは書かれてましたが、繰り返しの負荷でいつかはテープごと取れそうです。
「どれくらいもちますかねえ…」
お施主さんと2人で苦笑い。
そして
「正直後悔してます…最初からオプションで棚付けておけばよかったです」
これが家づくりで唯一後悔した点、とのことです。
しかし家づくりは失敗と後悔の連続です。
建築士が自分の家を設計してもそうなんですから。笑
ユニットバスの棚なんてまだかわいいものです。
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