一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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「ナチュラルインテリア」
よく耳にしますが、定義があるわけではありません。
ナチュラル=自然、天然
なので、いわゆる自然素材を内装に使っていないとナチュラルインテリアとは呼べないと思うのですが、世間一般的には明るめの木色とホワイト系の色でまとめるとナチュラルインテリアと呼ぶそうです。
まあ細かいことは置いといて、ナチュラルインテリアのポイントを過去の施工事例と共にご紹介。
ちょっぴりカントリーなナチュラルスタイル。
キッチンをゆるく仕切って半独立型に。
リビング側からの視界をカットしたり、臭いが広がりにくかったりというメリットがあります。
垂れ壁に棚をたくさん付けることもできますね。
デスクスペースは階段下を活用してます。
ここではウィリアムモリスの壁紙を一面に張りました。
ナチュラルインテリアは単調になりがちなので、印象的なカラーや壁紙をポイントで使うと引き締まった空間になります。
IKEAのアイランドキッチン。
壁は漆喰塗り、床はパイン材でまさにナチュラルインテリアです。
ご覧のとおり「赤」をテーマカラーに、インテリアをまとめてます。
このように1つテーマカラーを決めるとコーディネートがとても簡単になりますね。
これまたナチュラルテイストなお宅です。
ここも無塗装パイン材の床で、天井もパイン材、壁はホワイト。
全体的に明るい色味が多い空間なので、家具や照明で濃い色を加わえて引き締め効果を期待。
階段脇の穴ぐらは、キッズスペースになっています。
お子さんが大きくなって使わなくなったら、扉を付けて収納にする予定。
そのキッズスペースの上には、2.5畳のタタミコーナー。
リビングと同一空間にありながら適度な距離感もあるため、ワークスペースやお昼寝に最適です。
床天井ともにパイン材の子供部屋。
家具を作り付けにすれば、もちろん移動させることはできません。
なので部屋の用途が限られたり、模様替えも難しくなくなります。
その辺もふまえて、作り付けにするのかどうか判断しましょう。
チーク材の床に杉材の天井。
床はパーケットという張り方です。
インパクトある床なので、内装はあえてシンプルにまとめました。
まとめ。
ナチュラルインテリアは単調にならぬように、内装やインテリアで少し遊び心を加えるとグッとオシャレな空間に仕上がります。
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