ご覧いただきありがとうございます。
一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
自己紹介はこちらから
オシャレな家って何にこだわっているのでしょうか?
家具?
インテリアや雑貨?
床材?
壁の仕上げ?
もちろんこれら全て当てはまるのですが、案外見落としがちなのが
照明です。
床材や壁などの内装仕上げはこれから家を建てる人はまだどうにでもできますが、すでに家を建ててしまった人はリフォームでもしない限り難しいですよね…
なので家具やインテリアでなんとかお部屋をオシャレにしようとするのですが・・・
「あれ・・・なんか違う・・・」と行き詰ってしまいがち。
そんな時は照明を思い切って変えてみると部屋の雰囲気はガラッと変わります。
例えば、ボリュームのある照明器具をリビングの主照明にしてみましょう。
「こんな個性的な照明にして大丈夫かな・・・」そう悩んでしまうくらいのデザインの照明を思い切って選んでみてください。
案外しっくりくるものですよ。(無責任)
しかも照明の交換はもの凄く簡単です。
今は「引掛けシーリング」というものが使われることが一般的で、ガチャンと回して取り付けるだけです。
照明の取り付け口がこんな形してたらそれが引っ掛けシーリング。
逆にこのタイプじゃない照明器具は交換が大変で、基本的には工事が必要です。
古い賃貸アパートや壁付けの照明に多いですね。
今もの凄い人気なのがこの星型ペンダント。
何回使ったことか・・・
玄関や寝室、などにおススメ。トイレにはちょっと大きすぎるかも。
照明器具のデザインはもちろん大事なのですが、照明の数も大事なんです。
照明(光源の数)を複数配置することで、夜照明をONにした時の部屋の雰囲気がかなり変わってきます。
私はよくライティングレールにスポットライトをいくつか付けて部屋の隅や壁に掛けたアートを照らしたりします。
そうすることで部屋に奥行き感が出たり家具の印影で空間にメリハリを感じられますよ。
このように照明をたくさん配置する手法を多灯照明と呼びます。
「こんなに照明付けたら明るすぎない??」と思われるかもしれませんが、一つ一つの明るさを抑えているので決して明るすぎるなんてことはないです。
「でもライティングレールなんて付いてないし・・・」という場合でも大丈夫。
引っ掛けシーリングに取り付けるタイプもあるのです。
これで簡単に照明を増やせます。
激安スポットライト。LEDハロゲン電球付きでこの価格・・・
LEDなので電気代の心配もいりませんね。
フロアスタンドを置くとというのもアリ。確実にオシャレ度UPします。
部屋の隅には大体コンセントがありますし設置も簡単。
ただ小さい子がいる家では難しいかもしれませんね・・・
(うちもしばらくは無理そう;)
欧米では照明をインテリアの一部として捉えています。
「部屋を明るくするための照明」と「インテリアとしての照明」を上手く使いわけてるんです。
このようなフロアスタンドは灯りを点けてないときもインテリアになりますね。
最後に電球についてです。
LEDを使いましょう!
なんて当たり前のことではなくて、照明器具に合った電球を選びましょう。
私は電球が直接見える照明器具についてはクリアガラスのLEDフィラメント電球、電球が見えないような器具にはフロスト電球を使っています。
部屋の大きさにもよりますが60W相当の電球1つではおそらく明るさが足りないです。
かと言って100Wを使うとかなり光が眩しい・・・
そういった理由もあり多灯照明で20~60Wの灯りを分散させたほうが安らげる空間になるんです。
照明計画はインテリア以上に奥が深い。
このブログが少しでも皆さんの参考になったら幸いです
照明に関しては過去に何度か書いているのでよろしければそちらもご覧ください
関連人気記事
お気に入りアイテムのコレクション