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照明はただ部屋を明るくするための設備ではない、とこのブログで何度も書いてきましたが、今回は壁付け照明(ブラケット照明)についての話です。
照明器具は部屋の中心の高い位置に付けて、部屋全体を照らすのが効率的なのですが、照明を分散させることで部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。
ブラケット照明の取り付け高さですが、このようにアートなどを飾る場合、基本はFL+2,000前後です。(このお家は天井高さ2,400)
ちなみに天井が高い場合はブラケット位置も上げてみたり、逆に天井が低い場合は下げたりと、天井高さや空間に合わせてバランス良く配置するのがポイントです。
真鍮製のマリンランプ。船舶照明の専門業者が制作しているので、まさに本物のマリンランプですね。
防水性に優れ、もちろん屋外でも使用できます。
ステンドグラスのブラケット。
明るさを確保するための照明というよりは、インテリアの要素が強いですね。
欧米では部屋を明るくするための照明と、インテリアとしての照明をはっきりと区別してコーディネートすることが多いです。
アンティークのブラケット。
ブラケットの取り付け高さは設計段階で予め決めておきますが、出来れば工事途中で実際に現場で高さを確認したほうがいいですね。
天井付けの照明は図面を見て確認すれば問題ありませんが、ブラケットの場合は取り付け高さが重要なので、平面図だけでは分かりづらいのです。
壁にアートなど飾りたいかたは、設計段階からどの壁に飾るかもちゃんと決めておくと良いです。
それによってブラケットの位置も変わってきますので
後付けのブラケット照明もあるのですが、電源をコンセントにつなげる必要があります。
なので狙った位置に付けられなかったり、付けてもコードが伸びてきたりと・・・
かっこいいものではありません;
後付け先付け併用タイプのブラケット照明。できれば配線は壁の中に隠したい。
今回はブラケット照明について書いてきました。
ハウスメーカーによっては、ブラケット照明の提案をしてくれないこともあります。
なのでお客さんのほうから「ここにブラケット照明を付けたいです」と伝えましょう。
照明器具代と配線、スイッチくらいなのでそんなに高い追加費用にはなりません。
良心的なハウスメーカーなら・・・
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