特別支援学級での具体的な個別性のある支援ってなに?~硬筆のこと~ | めんどくさいが口癖のアラフォーママの子育て

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まさにのび太とクレヨンしんちゃんのような姉妹を育てながら、保健室の先生になることを夢見つつ奮闘中の子育て日記と、性教育の話。

こんにちはニコニコ

 

パンツお母さんが我が子へ伝える性教育【とにかく明るい性教育】パンツの教室協会インストラクター

虹 星と虹色なこどもたち  発達サポーター

学校 保健室の先生になるため、通信制の大学に在籍中

 

 

めんどくさい~が口癖のアラフォーママ

たかみやゆきえです照れ

 

 

はじめましての方はこちらからどうぞ👇

 

 

 

 

 

関東はついに梅雨入りして、雨の日も多く、不安定な天気が続いています雨

みなさんの地域はどうですか??

 

 

 

先日、先生方と立ち話をしていて感じたことがあったので今日は硬筆について感じたことを書いてみました。

 

 

 

先生たちと特別支援学級での硬筆の練習の話をしていて、

「こっちではぐるぐる書いてると思ったら、あっちではぐちゃぐちゃ~って書いちゃったりね~、もう大変なんですよね~笑い泣きあはは~」

なんて話をしていて。

 

でも、あの子たち、おもしろがって見ると本当に面白い子たちですよね~と、先生たちと笑ってました。

(馬鹿にしてる面白がるとは違くて、何考えて行動してるのかなぁと興味をもって見るって意味です照れ

 

 

でね、

オモシロがる視点って、わたしは大事だと思っていて。

だって我が子も日常的に、はぁ?!とか、なんで?!どうゆう思考回路してんの?!とか、行動だけ見ちゃうと、まったく理解不能でイライラすることだらけ。

 

 

だけど、この子はこの子なりに自分の頭の中で何かを考えて行動してる。

それがわたしの感覚、価値観とは違う、ただそれだけのこと。

だからイライラしたらこっちの負け笑い泣き

イライラしたってお互いよくない。

きっとわたしの人間力を試されているのだびっくりと、思いながら日々我が子を観察してるんです(笑)

 

 

自分にはないこの子独特の感性を、いかに面白がるか。

そんな風に考えて過ごしてないと正直やってられない笑い泣き

楽しくない!

 

 

我が子の行動に理解できないときこそ、相手の脳みそになって考えてみる。ということを意識してますキラキラ

 

 

で、そんな非常識と捉えられることもある子どもたちを避難するわけでもなく、否定するわけでもなく、オモシロがって、受けとめてくれることはとってもありがたい。

 

 

だけど。

受けとめるだけではだめだとも思っていて。

 

 

子供達をまるごと受けとめて安心安全な場であること

その次に、

もう一歩先の、具体的な支援が必要だと思います。

残念ながら、特別支援学級も、安心安全な場所でとどまっている学級が多いと感じます。

(そうでないところもたくさんあるとは思いますが、私が見聞きしているところだけの話です。)

 

 

話は戻って、硬筆を例にとってみるとしたら、

学年ごとのお手本を真似して、丁寧に書かなきゃいけないのに、ぐるぐる~って書いちゃう。

そんなとき、

「ぐるぐる書かないよ~、お手本を真似して書くんだよ~、もう一枚一緒にやってみよう」

となりがちだと思います。

 

 

わたしはそんなとき、こどもたちが、

“こんなのやりたくない”

“なんでやらなきゃいけないの”

“つまらない”

“わかんない”

“むずかしくてこんなのできない”

 

もしかしたら、そんなことを思っているんじゃないかなって考えます。

 

 

 

だって、そもそも硬筆って何のためにやるのか、なんでやらなきゃいけないのか

こどもたちが納得いくように説明できる先生っているんでしょうか?!

 

 

集中力をつける、よく見る力・真似て書く力をつける、とか?

 

 

それって、究極、硬筆じゃなくてもつけられると思いませんか?

そもそも集中力がないわけじゃない。

好きなことにはすごく集中するし。

やりたくないから集中できないだけ。

 

 

大多数の子どもたちみたいに、やりたくないこともやらなきゃいけないと割り切ったり、適応したり、気持ちを切り替える能力が少し弱いだけなんです。

 

 

硬筆も他のこともそうだけど、硬筆の時期だからやる、理由もよくわからないけど当たり前にやるものだと思ってることって多い気がしませんか?

 

だとしたら、子どもたちが、硬筆の時期だから当たり前に、ただやらされる硬筆の中でも、

こどもひとりひとりが自分なりの目標を自分で決めて、目標をもって、

 

いつも字を書く時よりもちょっと丁寧に頑張れるように気持ちを整えることから始めてほしいし、

大人が、とりあえず作品としての清書を1枚書き終えさせて満足するのではなく、

こどもひとりひとりが小さな達成感を感じられるような支援をしてほしいなって思います。

 

 

わたしも正直、みんなと比較されやすい硬筆や作品展などはすごく辛いなぁと感じていたし、硬筆は字が上手に書けたかどうか、学年の子たちと並べて貼りだされるものがせめて目立つほど汚くないことだけを切に願ってしまっていたけど、

 

 

来年からは、「一生懸命書いたんだね」と受け止めるだけでも、「見本をよく見てちゃんと丁寧に書きなさい」と、なんの具体性もない助言に見せかけた苛立ちをぶつけるのでもなく、

硬筆のはじまりに娘と一緒に小さな目標を決めて、それが達成されるような具体的な助言や見守りをしていきたいなって思います照れ