久々の富士山 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。



仕事で久々に富士山の近くへ。
うーん、やはりいいなあ。
この町に(街ではない雰囲気)帰ってきた感じがする。

以前勤務していたときは、毎日そびえる富士山が少し怖い時もあった。
太宰治の富嶽百景にあるとおり、その日その日の自分の気持ちが富士山の姿を変えるのだなあ、と実感していました。

この町には、温かく迎えてくれる知人も多く、そして昔ながらの町並みと、ちょっとスノッブな香りもあり、美味しいお店には事欠かない。
そして、富士講のどっしりした信仰にも支えられて落ち着くのです、とにかく。

一人うろうろしたい場所も沢山あったけど、今日はお仕事のみ。
「久しぶりだねえ、写真撮ろう、写真。来たこと皆に伝えたいから。」と言ってくれるお方ともおしゃべりして、後ろ髪を引かれる思いで帰りました。

私の仕事には何の関係もないけど、この町にいた頃は、ひたすら土地勘をつけるべく車で、歩いてあちこち回ったものです。
地名のアクセントも教授してもらい、少しずつ溶け込む感覚が嬉しかったな。
言葉も食文化も、少し違う。

また来ますね、富士山。