待っています | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。

ソウルメイトが日本に来る予定でしたが、
飛行機のチケットまでとって、宿を悩んでいるうちに、家族が亡くなってしまって。

チケットをキャンセルし、実家のあるマレーシアに帰国しました。

敬虔な仏教徒ですから、お葬式には何日もかかるはず。
当分日本には来られません。
残念です。
お悔やみのチャットを送りました。

彼女も私も会うのを楽しみにしていたので、ぽっかりな気持ち。
でも、悲しみを思うと遠くからいたわりの念を送るしかない。

家族と離れて暮らすのはどういう気持ちだろう。
ちょっと複雑な関係の大家族の一員である彼女。
大勢の兄弟姉妹は、アメリカ、台湾、中国、マレーシアとそれぞれ生活の拠点を持っています。
存命の高齢のお母様はマレーシアの豪邸でお手伝いさんと暮らし、近くに住むという大姉が時々見舞うそう。

彼女自身は高校を卒業以来中国のあちこちで暮らしていますし、ご主人は米国育ちの台湾人。
母のことは心配だけど、マレーシアに住むつもりはない。
将来の生活拠点をどこにしたらいいのかしらね、とあくまでも軽く笑って言っていたけど、その時は少し寂しく見えた。

短い留学時以外、ずっと母国で暮らす私には想像できない思いを抱えているのだろうな。
お母様のこと、家族のこと、ご主人のこと、アイデンティティのこと。


心が癒えたらまた日本旅行の相談をしよう。
待っています。