雪の芸術村 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

一年に片手で足りる終日休日の殿。
働き方改革、ってなんですか?

朝起床したら「今日は休み、出掛けよう」と言う。

家を出るときは快晴だったのに、目的地が近づくと本降りの雪でした。
わずか一時間のドライブで。



そう言えば行ったことがなかった清春芸術村。
白樺派の文化人たちが建設を夢見た美術館を、後年この地に芸術家の育成の場として実現したもの。



集合アトリエの中には入ることができません。
建築として楽しみました。
岡本太郎の作品を外から覗き見ることができます。

雪がとにかく降りしきり、なぜにこのような日に来たのかと残念。

しかし、来訪者は私たちのみ。
貸し切りだとむしろ楽しむことに。



安藤忠雄設計の光の美術館。
自然光のみで鑑賞できると知り、お目当てはこちらでした。
篠山紀信の作品が、こんな天気にも関わらず、明るくクリアに鑑賞できることは驚き。
天窓の採光の利です。

白樺美術館内にも、ルオーや岸田劉生、ロダンの作品があり、小規模ながら飽きずに観ることができました。

桜の名所くらいにしか名を留めていなかった地元民の自分の不明を恥じて、認識を更新。
敷地に入るのに1500円を要することは、美術鑑賞としては十分です。

清冽な空気の中ウォーキングをする目論見は、天候のため早々に却下となりましたとさ。