上海の観光スポットは行き尽くしていますので、暑い暑い日中に予定も特になし。
前回行けなかった、お茶市場へ行くことにしました。
久しぶりにお茶ブームが私の中で来てるので。
日除けアームカバーもして、日傘もさして、ホテルからアプリに従って最寄りバス停へ。
かなりバスに乗って、到着。
左奥の天山茶城です。
思ってたより小規模だな。
でも、建物が何棟も密接していて、小さな店がひしめいています。
午前中の早い時間なので、開いている店はわずか。
本当は、もう少し本格的な無愛想な老板が「あんたにお茶のことわかるのか?」的なお店が良かったけど、もう面倒くさかったので。
旅行中と思われる日本人客が二組、品定め中でした。
あ、日本人ですね、のやりとりが面倒くさかったので、入店から中国語で店員さんと会話。
お目当ては、柑子茶だったので、試飲をお願いする。
店員のてきぱきしたお姉さんが、にこやかにお茶を入れてくれます。
これ。
すだちみたいな乾燥させた柑橘類の中身をくりぬいて、茶葉を入れたもの。
ネットで見てすごく気になっていたのです。
他にも自分用にお勧めの緑茶をお願いする。
私は中国茶は断然緑茶派なのです。
すると、安吉という場所の白茶がいい、と。
お姉さんが今一番気に入っているそう。
お茶は好きだけど、詳しくもない私。
素直にお姉さんの講釈を聞きました。
時々質問したりして。
ごめんなさい、お姉さん一人占めしちゃいました。
聞き取りやすい中国語話してくれるし、めっちゃ可愛い。
この人、老板女かな?
龍井と安吉白茶を飲み比べてびっくり。
あっさりしていると思ってた龍井が香ばしくて濃厚。
龍井にも色々あるとは思うけど。
白茶は爽やかですっきり。
気に入って購入。
しかも、勧めるから高いのかと思いきや、他のものと同じくらいでした。
「買わなくていいから、もっと色々飲んでゆっくりしていけばいいのに。」
と言っていただいたのですが、午後から予定があったので残念ながらお別れ。
接客が日本人慣れしていて、人気の理由がわかりました。
上階の茶器や骨董のお店も、昼近くなってもなかなか開店の気配なし。
なかなかおしゃれなディスプレイを眺めてほくほくしたり、古玩のお店でおじさんと喋ったりして終了。
こちら、トイレもきれいだし、また来たい場所となりました。
街中へ戻ります。