上海行き⑦歴史的建築巡り | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。

ランチの後は、英俪と古い建物を巡るお散歩へ。

集合住宅を小さなショップにしているもの。
以前も見たけど入りにくかったけど、こちらは彼女のお友達のお店。
古布を使ったバッグやら、チェアやら、日本人のお店だそう。


東湖路から長楽路を西へ。
この辺りはフランス租界時代の洋館が並びます。


週末で観光客も沢山。
プラタナスが落葉して、道路はいい雰囲気。
落ち葉と共に写真に写る人、多し。
インスタグラム時代だねえ、
そうだねえ、と二人で嘆息。


寒くもなく気持ちのよい午後の散歩。
乌鲁木齐路を抜けて行きます。
この辺りは台湾系の多い地域だそうです。


武康路へ出て更に歩くと、行きたかった巴金故居が。
英俪も初めて来たそうです。
自宅から近いのにね、と笑っていました。
そんなものだよね。

こちらも観光客で一杯。
入館料は取りません。
撮影はできません。


お庭には巴金の飼い猫と同じ三毛猫が住んでいて、運良く出会えました。

更にお洒落スポット武康庭376。
昔の建物群をリノベして、カフェやショップが混在しています。

ここでも英俪のお友達のお店に立ち寄りました。
一点物のアクセサリーや、インテリア雑貨がセンス良く並んでいます。
円安の今、お高くて手がでないけど。
オーナーさんは日本好きで、ラーメンをこよなく愛する人でした。
ラーメン好きな中国人、多いな。


薄暮を迎える頃、武康路のシンボル武康大楼まで来てお散歩終了。
すぐ近くには敬愛する宋慶齢故居があり、ここまで徐家汇から歩いて来た前々回を思い出しました。
その時は英俪がこの街にいることを知らなかった。
すぐ近くにいたのにね、と神様の不思議を思いました。

私たちは歩道一杯に停められたモバイクを罵りながら、昔と同じように時々腕を組んで歩きました。
今日は楽しくて20代の頃のように元気よ、と言う彼女の笑い声も振る舞いも、懐かしい。

会えて良かった。