上海行き⑧浦東新区で宴会 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

四川から兄と慕う老師が、この日ちょうど仕事で上海に来たために食事を一緒にすることになっていました。

今どこか、大丈夫か、迎えに行く、と何度も連絡してくれる老師。
渋滞するより、地下鉄で行く方が早いからと断り、友人がスマホで乗り換えを調べてくれて、地下鉄に乗りました。

私は交通大学駅という市街地の西の端にいたので、川の向こうの浦東の更に端の待ち合わせ場所に行くには小一時間掛かります。

ほら、写メ撮って!と英俪に言われたもの。
大丈夫なのにー。
心配されている😅

7号線の終点でした。
花木路駅が近づく頃には、車内はガラガラ。
土曜日の夕方ですけど。


浦東!
の、かなり内陸部。


どこですか?ここ。

地図の示すまま歩いていくと、大型ショッピングモールが。
浦东嘉里城(ケリー・パークサイド)というらしい。
どうやらこの中。
ぐるぐる歩き、途中店のお姉さんに尋ねたりして、ようやくお店の名を見つけたときの達成感。




どうやら老師の大学時代の同級生たちとの宴会にご一緒させてもらうらしい、と直前にわかったのですが予約は誰なのか分からず、入口で送られてきた微信を見せる。

案内されるともちろん見知らぬ人たち×3人。
とりあえず話す。
「皆さんとご一緒とは知らず約束したのですが、せっかくの同級生とのお時間を邪魔して申し訳ない。図々しいことこの上ない。」
すみません、すみませんを繰り返すと、破顔一笑、どうぞどうぞと、席を薦めてくれました。

遅れて別の人たちと登場した老師に、
「彼女は不好意思、不好意思と繰り返してなんて遠慮深いんだ!」と報告してて、更に恥ずかしい。
二組のご夫妻と、その娘さん一人と、老師とで円卓を囲みました。
両ご夫妻ともに老師の同級生で、
「あなたも同窓生ですから。なんの遠慮もいらない。」と1年留学しただけの私を温かくもてなしてくれました。
若い娘さんは日本の高校から有名大学を卒業し、日本の有名企業の上海支社で働いており、日本語も振る舞いも日本人そのもの。
おしゃべりの相手をしてくれました。

弟くんが老師の教え子であり、大変お世話になったこと。
彼の娘には老師の奥さんの名前の一字をもらったことを話すと、奥様方は感動しきり。
なんて素晴らしい話でしょう!
その名は中国語でも美しい。
と大喜びしていました。



楽しく酔っ払ったおじさんたち。

送ってくれるというご夫妻と共に地下駐車場に降りると、ずらりと並ぶ高級車。




ひょー、金持ちモールだったか!
と感心していると、帰りの車内ではもう一組のご夫妻の話題に。
このエリアに日本円で七億のマンションに住んでいるらしい。
しかも5年前に買ったので今の価格なら倍だと。
更にその隣のマンションの部屋を近々○億で売ると。
そんなお金持ちと初めて会いました。
おじさん、穴の開いたセーター着てたけど?
奥さんやたら注文するなー、と思ったし当然ご馳走になり恐縮したけど。

そんな噂話をノンストップで話し続けるこちらのご夫妻の車も、ドイツの高級車でした。

老師、お友達、すごいね。
前に会った別のお友達も、愛人さん同伴で宴会してくれたもんね。

後から知ったところでは、このエリアは郊外ですが高級住宅地であり、また欧米人や各国駐在員の住む場所らしい。
浦東空港にも近い場所らしい。
アラブ系超高級ジュメイラホテルもすぐ近くだったようです。

ほっほー。
という、夢のような夜でした。
ともかくもこの上海で老師に会えて良かったのだ。