上海行き⑥友人と再会 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

今回は古い建物見物(前々回もそうだったな)と、友人に会うことが目的でした。
微信でやり取りしていて、モーメントで知る彼女の仕事は変わらず立派です。

待ち合わせの店へ。


東湖路の奥まった小路にある、スペイン料理店です。
元有名店があったところ。


老房子をリノベした、おしゃれなお店。
「楊小姐はお待ちですよ」とマダムに案内されました。

4年ぶりの再会に悲鳴をあげながらハグを繰り返し、もうそこから止まらないトーク。


野菜たっぷりのブランチメニュー。
前菜からデザートまで5品を選べるけど、
中国語で書かれたスペイン料理メニューは何だか訳がわからない😅
常連かつ肉と魚を食べない彼女は、即決。
二人で10皿が並ぶテーブルはなかなか皿が空きません。
だって、二人して弾丸トークですから。
とっても美味しいことは確かです。

私は頭がフル回転。
しゃべりたいことをどうやって中国語にするかに四苦八苦しながら。
でも、大丈夫。
彼女はいつも私が言いたいこと全てをわかってくれるのです。
そして私も、彼女の言葉が全てわかる。

お土産にした漆器の夫婦椀を、大喜びしてくれました。
彼女の経営するセレクトショップ(林青霞ブリジット・リンも来店するお店)でも食器を扱っているので、何をあげたらいいか迷った甲斐がありました。
彼女の妹にもお土産を、と言うとビックリして、
「今台湾に移住してるのよー。妹にもお土産なんて、なんて優しいの!すぐ微信する!」
と私たちのツーショット+お土産を写真に撮り送信。
即座に「ありがとうー!感動!」と返信がありました。

前回初めて妹さんに会い、友人と私は姉妹同然だからあなたも私の妹ね、と仲良しになったのでした。
アーティストの妹さんには、和なふくさを。
来月会うから必ず渡すと約束しました。

ぴったり4年ぶりの再会でした。
そして私たちの関係は、途中空白の16年を経て既に20年になります。
歳とったねーお互い、と言い合いながら、また新しい共通点を発見しました。
食洗機やウォシュレットが苦手なこと、静かに読書するのが好きなこと、食後のチョコレートに目がないこと、散歩が好きなこと、建築物が好きなこと。
最近、欲しいものがなにかわからないこと。

だから友達なんだねえ、とお互い感心してしまいました。
前回もそうだったね。

お会計の段になり、私が払ういや私が、と奪い合いになり、
「おばさんみたいだよー!」
「おばさんだよー!」
とのやり取りの末、ご馳走になりました。
おばさん的攻防、万国共通か!

しっかり二時間かけての近況報告後は、彼女の案内でお散歩に出かけます。