上海行き⑤東湖賓館 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

建物見物が今回の旅の目的の一つ。

2日目の上海は、朝からうっすら晴れ。
友人と待ち合わせのレストランまで、ふらふら散歩します。

ホテル選びの候補の一つだった、東湖賓館。
マフィアのボス杜月笙の邸宅だった建物です。
宿泊をやめた理由は、このエリアに泊まったことがあったから。


待ち合わせをしている体を装い、スマホを見ながらロビーへ入ります。


大理石をふんだんに使ったロビーは、弱い日差しをしっかり捕らえて明るい。


天井の意匠が素晴らしい。
中国風のモチーフが効果的です。
こちらは電灯に凝っていて、あらゆるところのシャンデリアが全て異なっています。


ロビー脇にこっそり秘密げに繋がる階段を上ってみる。


回廊式に部屋が配置され、吹き抜けを見上げることのできるパブリックスペースとして、椅子やデイベッドが置かれていました。
素敵すぎる。


住みたい、ここに。


四隅の格子がシノワなステンドグラスも、さりげなく可愛いらしい。

帰国してから、お部屋を見たい、となぜ頼んでみなかったのか後悔しました。
こちらも、服務員さんたちの雰囲気はゆるっとしていていい感じにノスタルジックでしたから、叶ったかもしれない。
サンルームを備えた部屋を是非とも見たかった。


比較的お値段の安い楼もあったり、道を挟んで別館があったりしますが、なんとしてもこの楼がいい。
次回はこちらへ、と誓いました。

同じ道沿いには以前弟くんがアテンドしてくれた四川料理店もあるし、夜遅くに行っても安心のマッサージ店ドラゴンフライもあるし、ね。

雑貨屋さんをひやかしたりしながら、約束の場所へ向かいました。