
一人の夕方、久しぶりに引っ張り出したCDを聞きながら夕食の支度をしました。
張信哲。
台湾の歌手で、情歌王子、つまりラブソング王子と呼ばれているらしい。
1996年リリースらしいので、
留学から帰国時に空港か上海で買ったのだろうか?
正規品なので住んでいた街で買ったわけではないみたい。
なぜなら住んでる間、私たちにとってCDは正規品で買うものではなかった。
そもそも正規品が売っている所を知らない。
おぼろげな記憶によると、
アメリカ人の友人がこの歌手を絶賛していて、完全なるジャケ買いだったよう。
(今思い出した)
飛行機の中で聞いて、
あれ、すごく良い!と嬉しくなった記憶あり。
特に好きな「我是真的」をそらで歌いながら、カレーを煮込む。
我是真的爱你
爱到不灰心
你也许难以相信
所以离开我去「言登」明
終わってしまった恋の歌。
今でも僕は君を心から愛している、とめそめそしい。
でも美しいメロディー、ソプラノに近い美しい声。
と、カレーの香り。
我用我的孤寂 換你自由的呼吸
(僕は僕の孤独を君の自由な呼吸に換えるよ)
ここが好き。
このアルバムは、全部いい。
きっと日本語だったら首がかゆくなるくらい激甘な歌詞なんだろうけど、
どれも歌詞もメロディーも美しい。
張信哲、ウィキペディアによると現在48歳。
ジャケットの写真は、当時のアジア圏おしゃれ男子の流行ファッション。
細身ぴったり系の上下。
若かったな、彼も、私も。