通院の帰り道、総持寺にお墓参りに行きました。
随分ご無沙汰してしまっていた叔母が眠る供養塔は、周囲が整備され綺麗になっていました。
一時は門が錆びていたり、雑草が茂っていたりと悲しい思いもしましたが、
ここ数年手を入れられ、整えられています。
この日は門も開いていて、
既にお供えされている花も多くありました。
風が強く持参のお線香になかなか火がつきません。
ちょっと待っててね、全部つけるからね、と叔母とお話をしながらゆっくり火を着けました。
先日の祖父の七回忌のこと、
姪っ子ちゃんの成長のこと、
私たちの毎日のこと、
治療のこと。
叔母は空の上で全て見ていると思いますが、
かつて楽しそうに私の話を聞いてくれた叔母の笑顔を思い出しながら沢山伝えました。
病院から30分ほどで来れるのに、
自分のことばかりで足を向けなかったことを悔いています。
風が強いせいで思い切り澄み渡った青空を仰ぎながら、短いお参りを詫びつつ帰途につきました。
また来るね。