『ソウルメイト』馳星周 | りうりー的房間

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個人的、記録的、日記的、な。

映画化された『不夜城』でファンになった馳星周の、意外な一冊でした。


ノワール小説を多く世に出す馳星周氏。
ほとんどを読んでいます。


ドキドキするアクションシーンや、
目を背けたくなる残酷な場面。
高揚と、そして切ない心の痛みを味わいます。






この『ソウルメイト』は、
ヤクザでもマフィアでもなく犬と飼い主の話です。
犬種の異なる七編の短編が、
暖かく切なく織り上げられています。


2匹の犬と共に暮らすパパに贈ってあげようと手にしたのですが、
一話読んでやめました。
切な過ぎて。
まるでパパと愛犬の姿がそこにあったから。


犬を飼う方にはお勧めし難い。
でも、確かな犬との日常がそこにありました。




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