旅に出たい病 | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。

3月に上海に行って以来、

旅をしていない。


金沢、来月には広島、神戸と仕事ではあちこち行く機会があるのだが、

もちろん仕事は仕事だ。


殿と近場への温泉は度々足を運ぶし、泊まりもする。

しかし私の旅は、絶対的に一人旅。

そして自分で手配する。



なじみのある中国語圏がこんな情勢下であるから、

かえって行き場所を想像するのは自由になる。

中国語が通じるから、近いから、とアジアばかり旅をしてきたが、

今俄然興味があるのは「インド」だ。


学生の頃、「地球の歩き方」が全盛期で、ヒーリングやヨガが新しいモノとしてはやり始めた頃、

インドを目指す若者は急に増え、

サイババの顔が全面に張られた指輪を私もお土産にもらった。

誰からか忘れたけれど、

しかもシャレでよく着けていた自分が笑える。


「人生変わるよ」という言葉を何度聞いただろう。

むしろインドを目指すことはなかった。

そんな簡単に人生変わらないし、と。

そんな私は中国滞在で人生が変わったけれど。


今なら、落ち着いてインドを目指せる気がする。

もうバックパックを背負う年齢でもなく、体力もない。

快適なホテルに滞在して気力と体力を保持しつつ、

見たいものを見るのだ。

一人で。



一人の時間を強要される時は二人を求めるくせに、

と言うなかれ。

彼は彼。

彼との時間は時間。


特に海を越えるときは一人がいい。

いつにする、インド。