中国を知れば知るほど、
好きとか嫌いとかで括れない複雑な思いを持っていました。
住んでいたときも、いい人もいれば悪い人もいて、
それはきっとどこの国だって同じだと思っていました。
今も、思っています。
大事な中国人の友人もいます。
台湾は去年訪れて以来、大好きな場所となりました。
会う人皆親切で、楽しい旅行でした。
今年中にまた行きたいと思っていました。
難しい関係になってしまったことを、
ただただ悲しく思っています。
私が兄と呼ぶ中国人の友人は、
今後の日中関係が心配で、安眠できない日が続いているといいます。
そのくらい、深刻な状況だと彼の地の人たちは捉えているということになります。
少しだけ中国と中国人を知っている私も、
このまま収束には至らないと思っています。
もうじき国慶節ですから、その後にはどうなるんだろう。
上海駐在中の弟くんは、
社命で帰国しました。
私も、当分あちらへ行くことはなさそうです。
何の心配もなかった、と帰国後のインタビューで答える方がいても、
それは違うのでは、と思うのです。