ホテルの門は、衡山路に面している。
カフェやジムも併設、とあったが、ジムは確認できなかった。
カフェでの朝食はお勧めしない。
道路の反対側には衡山ピカデリーホテルがそびえている。
歩いて5分以内に銀行もあり、両替も簡単だ。
朝起きて散歩がてら、やはり5分ほど歩いたスターバックスコーヒーで「今天的珈琲」17元を購入して部屋へ戻った。
領事館が多く、西洋人の姿が多い。
こちらのスタバは空いていて、歩道にテーブルも出ている。
プラタナスが茂る季節には気持ちが良さそうだ。
門の中、ホテルの敷地内に、普通のアパートが数棟建っている。
寒いのに窓は開け放し。
食事の支度の音がする。
どのあたりに旧ロシア皇女邸の面影が残るのかわからないが、
「歴史的建造物」の札が掛かっている限りは本物なのであろう。
一泊約¥7000日本円相当ではある。
が、ホテルと言うよりは「住む」的な感覚を味わうには充分である。
フロントの年配の男性はすこぶる親切で、
レストランの予約も速やかに行ってくれ、
節度あるふるまいが印象的であった。
こちらには二泊した。
若干立地に乏しいため、再泊はないだろう。