蓼科はビーナスラインの入り口あたりに、
小さなパン屋さんがあります。
交通量の多い道端に、突然現れますので、
見過ごさぬようご注意ください。
「けろっく」さんです。
三角屋根を目印に、ね。
少量ずつではありますが、お店のこじんまりさにしては充実した種類のパンが並びます。
お天気の悪い日に行くと、
ヨーロッパの古い街角でひっそり営業してそうな雰囲気。
モダンでクールな姿のパンたちが誘っています。
シュークリームやプリンもあり、ブーランジェリーの趣き。
こちらの自信作であるらしい、デニッシュ類のうち、今日は洋梨をいただきました。
生地の薄皮がサクサクとほどけていきます。
フィリングはほぼクリームなしの、さっぱり仕上げ。
生地を楽しむのにちょうど良い、大人仕様です。
一時期デニッシュ系にはまり、都会の評判店を回った時期もありますが、
遜色なしの美味です。
バゲットはやや軽めの仕上がり。
ハード過ぎず、しかしこんがり感が小麦の香りを引き立てます。
ごく薄い外皮。
グリオットのジャムをお供に、1/2本を一気に食べてしまいました・・・。
蓼科には数軒パン屋さんがありますが、
デニッシュ系ならこちらをおススメしたい。
もちろんバゲットも強く好みです。
お気に入りのお店です。