IPWatchDogが報じるところによると、現在上院で審議中の PERA 2025 (Patent Eligibility Restoration Act of 2025) について、2名の上院議員が署名をしたとのことです (プレスリリース)。
なお、2名のうち1名は、ハワイ州から選出された女性の広野議員 (Wikipedia) という方で、上院で選出された初のアジア系アメリカ人であり、かつ日本生まれの初の米国上院議員だそうです。
ただ、この2名の署名をもって、法案が大きく前進したとまではいえず、まだまだ先は読めない状況ですが、今後も動向を追っていきたいと思います。なお、IPに関連する法案は、良くも悪くも political な性質が薄いため、注目を浴びにくいようで、悩ましいところです。
知財実務情報Lab.のセミナーで使用したPERA 2025についての説明スライド