サンクスギビングウィーク | The U.S. Patent Practice

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米国での特許実務に役立つ情報を発信しています。

先週はサンクスギビングウィークということで、代理人も審査官も休みだった方が多いと思います。

 

実際、先週頭に、インタビューをUSPTOのシステム "AIR"から一件申し込んだのですが、同時に電話で留守番電話を残したにも関わらず、未だに音沙汰がありません。スーパーバイザに連絡を取るも、そちらも電話がつながらず。

 

※ちなみに、AIRの使用は、オフィスアクションの最後でも言及されており(以下参照)、オフィシャルに使用を推奨されているように見えますが、こちらから電話連絡しないとスケジューリングが進まないことも時々あります。。。

 

 

サービス業も製造業も共通だと思いますが、誰かが休んだときの代替要員の有無が、米国と日本の大きな違いの一つではないかと思います。サービスを受ける側としては、常に代わりがいてくれた方が当然助かりますが・・・そうすると、経営側としては冗長な体制にせざるを得ず、労働者としても皆が休みたい時期には権利を行使しづらくなるわけで、悩ましいところです。

 

いずれにしても、特許権利化のように期限が決まっているものについては、審査官の休みの予定に左右されないよう、期限に余裕をもって対応することをお勧めいたします。