Bourse de Commerce(ブルスドゥコメルス/パリ) | ぱあこ日記☆

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今日のよかったこと

今年も美しいクリスマスリースを作りました。針葉樹の香りに包まれて、季節感を感じられて、楽しいひとときです。

 

 

今年6月のパリ旅行記の続きです。

 

 

今回パリでどうしても行きたかった場所、それがこちらの場所。ブルスドゥコメルスです。

 

 

 

 

18世紀には穀物取引所として使われていたこの建物は、2021年5月、フランソワ・ピノー氏の現代美術コレクションを展示する美術館へと生まれまわりました。エントランスではピノーさんが出迎えてくれます。

 

 

 

 

私がここに来たかった大きな理由は、この場所の改装を安藤忠雄氏が手がけたからです。

パリに来る前に訪れたプロヴァンスでも、フランスの友人たちの間では安藤忠雄氏は大人気。何度も話題に出ていました。

 

 

 

 

 

安藤氏はこの歴史ある建物の内側に、すっぽりと、安藤氏の代名詞であるコンクリートで円筒を造りました。

 

 

 

 

その内側に入ると・・・

 

 

 

 

安藤氏によるコンクリートの建造物の中から、この建物の素晴らしい装飾をぐるっと観ることができます。

 

 

 

 

私が訪れたこの日は、床一面に鏡が敷き詰められた面白い展示がされており、自分の足元で、天井のドームや装飾を眺めることができました。

 

 

 

 

上にあがってみると、今度は安藤氏のコンクリート建造物を下に眺めながら、天井画を間近に観ることができるのです。

 

 

 

 

窓からは鷲の置物がのぞいていたりもします。

 

 

 

 

 

この天井画は、パリ万博のときに描かれたものだそうです。

 

あまりに素晴らしくて、長い時間じっくりと、あちらこちらへ移動してこの美しい建物を楽しみました。

ちなみにピノー氏の現代美術コレクションは・・・この円形ドームの外側のいろいろな部屋に展示されていますが、今一つ私の好みではなかったです(苦笑)。

 

 

 

ブルスドゥコメルスの前にあるアートも格好いい!

 

 

 

 

こちらも事前予約が必須です。ドーム内の展示もその時々で違うようなので、また行きたいです。

そしてこの写真の左下に写っているマダムとムッシュー。

 

 

 

 

おいくつくらいかなぁ・・・あー、パリに来てるんだな、と思える素敵なカップルでした。