パリの友人宅を訪れた後、彼女の家の近くに良いレストランがあるというので一緒に出掛けました。
当たり前のことですが、パリには美味しいフレンチのお店がたくさんあります。
ただ、観光客相手の今一つなお店も多いので、もし美味しいものを食べたいなら、しっかり調べて予約をしていくか、どなたかのおススメを聞いた方がいいですね。
もちろん、フラりと入ったら美味しかったというラッキーなケースもあるかもしれませんが、やはり評判のお店は予約を入れておかなければ入れないことも多いですし、限られた日数の中の限られた回数の食事はとても大切なので、失敗はしたくないものです。
まずはワインから。お店の方に相談してこのワインに決めました。パリで友人と一緒のときは、気楽なワインを選ぶことが多いです。安くて美味しいのが一番です。
そしてじっくりとメニューを拝見。フランスでよく見るこの手書きメニュー。
最初の頃はさっぱり分かりませんでしたが、それでもお店の方が一つ一つ英語で説明をして下さったりしたこともあり、思えば優しく接してもらったものだと思います。
今でも分からない単語だらけですが(料理や食材の用語は難しい!)、それでも分かることも増え、分からないときは質問もできるようになったので、とても気分が楽になりました。
友人が常連でしたので、このフォアグラのテリーヌはサービスしてくださいました。
フォアグラはテリーヌでいただくのが一番好きです。
私の美しい前菜
こちらは友人の前菜。最近フランスでは「サシミ」とか「タタキ」等の日本語の単語が、そのままメニューとして登場していることが多く驚きます。
メインも美味しかったです。
そして私はデザートにババオラムを選びました。フランスのババオラムはラムたっぷりで美味しいです。
友人が選んだ可愛らしいデザート。盛り付けもキレイです。
そしてなんと、最後のお茶菓子として源吉兆庵のお菓子が出されました。
パリではもう至る所に日本文化のエッセンスが取り入れられていて、日本通の方が多いこともにも驚かされることがしばしばなのですが、お茶菓子まで和菓子とは!驚きました。
お店のサーヴィスの女性のお洒落なこと!
ウィーンもとても素敵でしたが、やはりお洒落さにかけては、やっぱりパリはパリなんだなあと実感しました。
食事が終わったあとは、シェフと友人とのお喋りにしばしお付き合い。
シェフがお店に音楽をかけたいというと、友人がそれはやめた方がいいとか、いろんな議論が繰り広げられていました(笑)。フランス人って本当にお喋りが好きです。
シェフもやはり日本が好きだそうで、私とも気さくにいろんなお喋りをしてくださいました。私はというと、会話が早口過ぎて聞き取れない部分もたくさんありましたが、聞き取れた部分でなんとか会話を成立させ、お喋りに参加することが出来て嬉しかったです。
とても素敵なお店でした。