Hostellerie du Marais(オステリー・デュ・マレ/パリ) | ぱあこ日記☆

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ぱあこのスイッチオフの時間

今回私が予約していたホテルは、マレにある、Hostellerie du Marais(オステリー・デュ・マレ)という小さなホテル。
実は最初は昨年宿泊した、LES JARDINS DU MARAIS という、北マレにあるホテルに泊まるつもりだったのですが、インターネットで料金を調べてみたら・・・・高い叫び
去年5月に宿泊したときよりも、一泊100ユーロ近く高かったんですドクロ

私なりに理由を分析してみたのですが、やはり6月はパリ旅行のハイシーズンであることと、「北マレ」エリアが最近とてもおしゃれで話題のエリアになったことなどが関係しているのでは。。。

パリはとにかくホテル代がお高いので、名の知れたホテルに泊まろうと思えばお目目が飛び出る目ほど。
私は最初からそんなことは思っていないのですが、やはりメトロの駅から近く、買い物などに便利な場所が良い。
そして、出来るなら好きなマレ地区に泊まりたい・・・ということで選んだのがこちらのホテルなのです。
ここなら、6泊連泊しても、まあ予算内でした。

場所は申し分ありません。
メトロ1線のサン・ポール駅からおしゃれなショッピングエリアを歩いて7-8分くらい。周りにはカフェ、パンやさん、スーパーなど以外にも、お店がいっぱいあります。
あとは、話題の北マレエリアもすぐですし、メトロ8線のシュマンベールの駅からもすぐです。

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建物はかなり古そう。
こちらは入り口を内側から見たところ。

入って右側がBar、入って左側がレセプション、そして入ってすぐ目の前にあるのが・・・・

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今まで見たこともないような小さなエレベーターDASH! 多分1メートル四方もないくらい。
外から見たら、何だか着替え用の簡易試着室みたい。
エレベーターに乗りたいときは、あの三角がついている所を押し、エレベーターが到着すると、三角のところが点灯するのでドアを開けて入ります。

そしてこの鍵も何だか懐かしいガーン

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この下の写真は内側から見た所ですが、右のボタンは0-4まで。0が日本で言う1階なので、5階まで行けるエレベーターですが、私のフロアは5、つまり日本で言う6階なので、途中からは階段でした汗

この頼りないボタンを押すと、ガラガラーっとドアが閉まるのですが、降りたいフロアに到着すると、またガラガラーっとドアが開き、その向こうにあるドアを手で押して降りるんです。
最初はびっくりしましたが、すぐにこのエレベーターにも慣れ、何だか愛らしくなってしまいました。

ヨーロッパでは、古い建物をずっと残しているわけですから、住むのはなかなか不便ですよね。ロンドン中心部に住む友人の高級マンションもエレベーターなかったですが、それは仕方のないこと。

エレベーターがついていただけラッキーでした音譜

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立地と価格を優先したので、お部屋は狭くて当然ですが、私にとっては十分でした。
セミダブルくらいの大きさのベッドひとつ、そしてテレビ、小さなデスク、クローゼット、そしてセイフティーボックスは使いやすい機種で安心しました。

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洗面所とトイレ、シャワーは最低限の設備でしたが、お湯の勢いもまあまあだったし、タオルも十分に備えてくれていました。ドライヤーもありました。

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こういう建物の最上階、屋根裏部屋は、昔は女中さんのお部屋だったそうですね。
というわけで、このホテルでは、シングルルームとして使われているようです。

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そしてチェックインのときに、レセプションのマダムから、
「お部屋は小さいけれど、窓からの眺めは素敵よニコニコ」と言われていたので開けてみるとアップ

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「わーーい!パリにきたんだーーラブラブ」と思える広々とした空が広がっていました。
そして、家々の屋根にはパリ名物の煙突たちがにひひ

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下を見下ろしてみると、これがホテルがある、rue de Turenne。テュレンヌと発音します。

オレンジ色の屋根を右に曲がると、マレの繁華街、フランブルジョワ通り、左に曲がるとヴォージュ広場です。
このテュレンヌ通りにも、カフェや、素敵なお店がいっぱいありましたラブラブ

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こちらは窓から右側を見たところ。どんどん歩いていくと、最近話題の北マレへ行けます。

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私が宿泊した感想は、まず部屋は値段相応なので、特に問題なし。
多少狭いですが、一人旅ですし問題なし。

レセプションのマダムがすごくにこやかで明るい方で、私は大好きでした。
私のつたないフランス語を褒めてくれ、いろいろ声をかけてくれました。

ちなみにこちらでは、外出するときにイチイチ鍵を預けるしくみ(←懐かしいですよねニコニコ)なので、レセプションのマダムとは頻繁に顔を合わせることになり、何だか民宿に泊まっているようで和みました。
夜はマダムではなく、男性が交代でレセプションにおられましたので、24時間対応していただけるようです。

ちなみに最終日はタクシーを呼んでもらっていたのですが、そのタクシーがなかなか来ず、マダムが何度もタクシー会社にクレームの電話を入れ、私にも謝ってくれました。
フランスでは、というか、外国では、スケジュールどおりに行かないこともあるので、時間に余裕を持たなくてはいけませんね。

タクシーが到着し、ホテルを去るときは、マダムが手を振ってくれ、最後まで民宿みたいだなーと感じた次第です。
とても嬉しかったですドキドキ

というわけで、私は6泊こちらで過ごしました。
またパリに行くことがあれば、宿泊先の候補のひとつになると思います。