おまけに、たびたびの余震で、10階で働いている私や同僚は、しょっちゅう来る揺れでいちいち固まり、恐怖におびえました。やはり、金曜日のあの揺れがトラウマになってしまいました。
とはいえ、世の中では通常通り動いている部分もあり、恐がってばかりもいられません。
帰宅の足がなくなると厳しくなる後輩をどんどん家に帰し、私は残ってそれなりに頑張りました。
ここは、おねえちゃんにまかせて！！！
悲しいニュースばかりですが、生きている私たちは、しっかりと人生を生きていかなくてはいけません。
そして、辛い目にあっている方々に少しでも役に立てるよう、真っ暗なオフィスで、節電しながらがんばりましょう。
やればできるもんです。
そもそも、これまでのように明るくする必要あったのかな？って今日は思っちゃいました。
ところで私には2人妹がいますが、その上の方の妹は最近コサージュつくりに励んでいます。
そもそもこのアートフラワーは、私の母の仕事であり、趣味だったのですが、今ではすっかり妹が受け継いでいます。
妹が私に送ってくれたコサージュが、地震の直前にオフィスにとどきました
今回届いたのは、この写真のうち、右の二つ。その他はお正月に会ったときに妹にもらったもの。
私と違って、几帳面で、丁寧な妹は、とてもマメマメしく、手先が器用なんです。
ここのところ、創作の幅も広がっているようで、いろんな素材でもチャレンジしているみたいです。
コサージュって、お店で買うとすごく高いでしょう。
私の母や妹が作るような作品だと、数万円するはず。
でも、私は母がつくっているのを見てたので知っているんです。どれほど手間がかかるのかを。
布を選び、それをそれぞれの色に染め、乾かし、花びらの型をつくり、布を花びらの形に切り、一つ一つ「こて」で熱を加えて花びらの形をつくり、布を張り合わせ、中央をどうするか考えて材料を選び、染め、それをボンドでつけ････
そして妹は、クリップとピンがついているこの金具を取り付けています。
めちゃくちゃ手間がかかる作業で、私にはとても出来そうにありません
一つ一つ全部手作りなんです。
がんばるなぁ・・・・・。
妹はどんどんウデを上げているので、そのうち売り出すかもしれません。
そのときはどうぞ妹のコサージュをご贔屓に
そして、今回一緒に入っていたこの絵。甥っ子が描いてくれたもの。
先日送った英語の絵本のお礼なんですって。もう、最高。
右が旦那さまで左が私らしい。
裏側には、自分（右側）と、姪っ子（左）が描かれていました。
先日台湾の友人を訪れたとき、友人の娘たちから手作りのウェルカムボードをもらったり、友人のお父様の書や絵付けをされたお皿を頂きました。
私もいろんなお土産を持って行ったのですが、私が恐る恐る例の自分のオリジナルポストカードを出すと、「これが何よりもうれしい。」と言ってくれました。
手作りのものって、人の心を温かくしますね。
震災の被害にあった方々に何ができるのか・・・・妹や甥っ子、そして友人たちからヒントをもらったように思います。