『お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人』 | ぱあこ日記☆

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ぱあこのスイッチオフの時間

なかなか考えさせられる本でした。
ぱあこはパリが大好きなので、
『パリの・・・・』とか、『フランスの・・・・』とかっていうタイトルだと、思わず手にとってしまうのですが、この本は読んでよかったなぁ。。と思います。

パリを歩いていて気づいたことは、皆さん体になじんだお洋服を着ているなあという感じ。
どんなに若くてきれいでも、CanCanから出てきたような、キレイなお洋服を着ている人たちは全然いなくて、『ずーっと着ています』って感じのお洋服を着て、『ずーっと使っています』って感じのバッグを持ちつつ、髪型や、アクセサリーや、スカーフなどの小物で上手に個性を出している方が多かったです。
そして、素晴らしいのは、ちょっとお年を召したマダムたちの着こなし!
『もう何十年も使っています』という雰囲気のエルメスのスカーフを上手に使ったり、色使いがばっちりだったり。
ぱあこもそんな風になりたいと心から思います。

さて、この本によりますと、フランス人は大変お金にシビアだとか。そして、なるべくお金をかけずに楽しんでいるそうです。
日本では当たり前のようにどこにでも出来たコンビニや、自販機は無いのです。
日本には買いたいものや、便利なお店が溢れかえっていて、ついついよく考えないで、お金を使ってしまうように思います。気をつけなくては・・・・
この本に出てくる、フランス人男性と結婚した日本人女性の話がすごく面白かった。
ある日、彼のためにフライパンにバターを溶かして、ステーキを焼いた彼女。
上手にステーキを焼き終わって、お皿にうつし、キレイに洗うために、熱いうちに洗おうとした彼女を彼が猛烈に怒ったのだとか。
なぜなら、フレンチにはソースが命。お肉を焼いた後のフライパンにワインを注げば、素晴らしいソースになるので、彼は彼女の行動が信じられなかったのだとか。
実は、コレと同じことが、過去に何度も我が家でも起こっています。
我が家では、お料理は彼の担当。ぱあこは洗い物係DASH!
最近では、使い終わった鍋やフライパンは、絶対に彼に許可をもらってから洗っています。なぜなら、余ったスープなどは翌日別のお料理になったりするからです。
ぱあこの彼は、とっても物を大切にする人なので、その点では、ぱあこは叱られてばかりなのですショック!

全部が全部、フランス式が良いとは全然思いません。日本にだって、素晴らしい風習や文化がたくさんあります。
でも、見習うべきところもたくさんあるなぁ。。。と感じたのでした。
フランス人のBFがいる彼女に、この本を貸してあげようっとラブラブ!