おとめ座にあるM87球状銀河、ウルトラマンの故郷でも有名だが
最近観望期で初めて撮ってみた、月が近くで少し邪魔なのと
風が少し強く望遠鏡が若干ブレ気味。
昨夜それを撮って見た、最近慣れてきたせいか極軸合わせも大凡の位置で
後はsharpcapのプレートソルビングにお任せで一発で導入、ガイドスコープも
全く使ってない状態。
中央がM87、距離は5500万光年、直径12万光年でボヤーッとしているのは太陽のような
恒星が1兆個の集まりで構成されている、その中心に太陽の質量の65億倍と言われる
ブラックホールがある、スケールが異次元でピンとこない。
もう少し拡大してよく見ると、矢印の所に白い線状の物が写ってますが、これがブラックホール
の引力から逃れた逆方向に噴き出すジェット、ほゞ光速~光速の20%ほどで長さは8000光年らしい。
5枚スタックして周りの光量減らし少しは見やすいかな?
5年前発表されたM87ブラックホールの画像、当然これは望遠鏡では見えません。