デジタルノギスの校正方法 | hukuのブログ

hukuのブログ

機械加工してます

テーマ:

デジタルノギスの校正をやってます

社内の校正マニアルに基づいて行ってます

 

ある日、隣の人が校正してあるデジタルノギスがおかしいと

内側で測定すると、 測定値がマイナス目になるというのです

ノギスを誤って落として測定部分が曲がったのが原因かも

曲がっている部分はグラインダーで切り戻して アルカンサス砥石で

測定面を極軽くこすって凸部がないようにしてます

 

スライドのガタ調整ねじをネジロックで止めるときに、

ネジロックをつけすぎたようで 回すことが出来なくなっていて

調整できなくて、スライドにガタがわずかにあって

外径測定を先の方で行う場合 軽い力で測定すれば

校正判定基準以内に入るけれど 強い力だと判定基準以外になって

 

測定力には個人差があるので  このデジタルノギスを校正対象外にして

他の校正対象外のノギスを校正対象にするのが良いかも

校正対象外の測定器は 目安 という位置づけなので 

多少くるっていても許されて

 

デジタルインジケータの校正書類のシリアルナンバーの欄は変更が多いです

校正しているインジケータを変更することが多くて。

一番新しいのを校正対象にしているからで

6回買えば 6回変更することに。

 

校正対象は一個だけなので

一番新しいのを校正対象にして

他のは目安って事で 他のところに回すことが出来て

他のところで使うからと言って持って行ったりして。

 

校正判定基準が思いっきりでかくて

誰が どのような基準で決めたのか知らないけれど

器差よりもはるかにでかくて。

校正判定基準に引っかかる測定器はないだろうなと