機械ごとに5S責任者を決めて。
自分しか使わない機械の5S責任者になることは問題ないけれど。
ほかの人も使用する機械の5S責任者になると、他の人と比べて仕事が遅くなって。
たとえば治具などを作る為のボール盤の5S責任者になると
ハイドゲージで罫書きをしようとしたら、超硬チップの先が欠けていて、グラインダーで修正して
罫書いて、ポンチを打とうとしたら、先が欠けていてグラインダで修正
M4タップ下穴をあけようとしたら、ドリル立てにφ3.3のドリルが一本だけしかなくて
二本立てる場所があって、一本紛失していて
回収してきたφ3.3のドリルを持ってきてそこに立てて。
(量産部署が破棄したのを就業後に回収してきて)
穴面取りをしようとしたら面取りが欠けていて、グラインダで研いで
刷毛付けの切削液が不足しておれば、容器に補充して
刷毛がすりへっておれば、予備の刷毛と交換して
予備の刷毛が少なければ注文して
上司に注文依頼したら、経費節約で買えないと言われて、
購入してもらえるよう頼み込んで。
タップが欠けていてタップを研いで
タップ穴の中の切粉を掃除しようとしたら、エアーガンホースに穴が開いていて、 シューと音がして
ホースを取り替えて
運が悪いと、タップ一個立てるだけですごく時間がかかって。
機械の5S責任者ではない人は、立ててあるタップの切れ味が悪ければ5S責任者にしっかり監視してもらわないと困ると言うだけで。
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