瀬戸センセーの「朝木市議事件」への本格的な参入は、7月29日に東京地方検察庁八王子支部に要望書を提出したことから始まるといえるでしょう。そして、この日に「内部告発」の存在を公表し、東村山ウォッチャーを騒がせることになるわけです。


 さて、瀬戸センセーは、2008年7月1日に「朝木市議事件」に初めて言及した後、7月29日の「内部告発」の存在の公表までの間に3回ほど「朝木市議事件」に言及しています。


 まず、7月19日の「創価学会の最新動向 」というエントリーにおいて、「東京地方検察庁八王子支部への要望書及び質問書」をアップすると共に、「せと弘幸blog「日本よ何処へ」出張所 」に関連資料をアップしています。更に7月27日の「<活動報告>愛知県豊橋市街頭演説!」というエントリーにおいても、上記の要望書の一部をアップしています。 更に7月28日の「今週の活動予定 」というエントリーにおいて、次の日の「捜査要望書」の提出の告示を行っています。


 注目すべきことは、7月19日には「集団ストーカーと電磁波被害 」というエントリーもアップされており、「朝木市議事件」と「集団ストーカーと電磁波被害」とが同格に(いや、むしろ「集団ストーカー」の方が重要として)扱われていることでしょう。この時点では、以後の創価学会糾弾の方向性を絞りきっていないことが伺えます。しかも、集団ストーカーと電磁波被害については、「言葉は悪いが、一人でこの問題を訴えてもキチガイ扱いされてしまうのがオチなのです」と記載しており、自らも疑念を有していることを暗に述べています。こんなネタと同格の扱いなのですから、この時点においては、「朝木市議事件」についての意識は低かったといえるでしょう。もし、この時点で内部告発を受けていたのであれば、「朝木市議事件」にもっと注意が向くはずです。


 もう一つ注目すべきことは、7月19日のエントリーでは「朝木市議事件」に着手することに反対するコメントがスルーされているのに対して、7月27日、7月28日のエントリーにおける同じ趣旨のコメントに対しては、「創価工作員」認定がなされていることです。これは、瀬戸センセーが、7月27日までには、「朝木市議事件」に本格的に着手する決意を固めていたことを暗示するものでしょう。


 このようなことから、私は、次のように分析しております。


(1)瀬戸センセーは、7月初旬から創価学会ネタを探しており、「朝木市議事件」をその候補としていた。

(2)それを嗅ぎ付けた誰かが、瀬戸センセーに「内部告発」情報を振った。その 「内部告発」は、7月19日以降7月27日までの間である可能性が高い。瀬戸センセーは、その「内部告発」を受けて「朝木市議事件」に取り組む決意を固めた。


 あ、暗に内部告発がガセネタという前提で話を進めてます。すみません。


 次のエントリーでは、「内部告発」それ自体について分析します。


 さて、把握している範囲においては、瀬戸センセーが朝木市議事件に言及し始めたのは、2008年7月1日の「多文化共生(強制)教育の弊害 」というエントリーです。


 このエントリーは、10ヶ国語での「おはよう」を学校で教えるとはトンデモナイ、というトンデモナイ内容のエントリーなのですが、それはともかく、このエントリーの末尾には、次のような記載があります。


お知らせ(Ⅱ)

 今月は反創価学会の活動を再度計画しています。

1.東村山女性市議であった朝木明代さんが95年に何者かによって殺されたと思われる転落事件の、捜査のやり直しを求める請願書を立川検察庁に提出します。

2.創価学会の集団ストーカーの被害に遭われていると訴えておられる方々との面会、取材結果を公表し、その知られざる実態についてレポートしたいと思います。

3.創価学会について語るシンポジウムの開催を予定しています。


 瀬戸センセーの記事には、記事のタイトルと関係がないお知らせが入ることがあるので、朝木市議事件と関係ないタイトルのエントリーについても全部見ないといけません。ホント油断なりませんなー。


 さて、清風匝地 のなた5953さんも指摘していますが、瀬戸センセーの良心的な支持者は、7月1日の段階で、既に、瀬戸センセーに再考を促すコメントを書いておりました。


朝木明代元市議の転落死事故については、少なくとも謀殺の可能性は果てしなくゼロのようです。
創価・公明がはるかにマシに見えるほどの札付き市議二人が、自分たちを批判された腹いせに垂れ流しているデマ、というのが真相のようです。
詳しくは「東村山市 草の根問題」で検索をしてみてください。

創価憎しで問題の本質を見失ってはいけません。
この札付き市議の問題は、このブログで取り上げてもおかしくない、民主主義への冒涜なのですから。
Posted by 匿名 at 2008年07月01日 09:24


こんにちわ。
自分は、アンチ創価ですし、瀬戸さんも新風も応援してますが、
反創価学会活動の1については疑問に感じます。
下記のブログを見る限りでは、こんな輩に便乗すると、
瀬戸さん、新風の信用をなくすと思うからです。

http://ameblo.jp/oharan/theme-10003830886.html

Posted by 勇気 at 2008年07月01日 11:44 


 今、同じ事をコメント欄に書くと、創価工作員だとか妨害コメントと呼ばれそうですが、誰も反応していません。

 このコメントを書き込んだ「勇気」さんは、先見の明がある方だったといえるでしょう。

 このブログは、元東村山市議である朝木明代さんが転落死した事件(以下、本ブログにおいて「朝木市議事件」といいます。)についての瀬戸先生の「行動」を分かりやすく解説することを目的としています。 瀬戸先生は、「せと弘幸blog『日本よ何処へ』 」というブログにおいて、朝木市議事件に関連して沢山の、たくさんの、たくさ~んの記事を書いてますが、 今一歩、多くの人の理解が得られていません。瀬戸先生に対して批判的な立場にある人にはともかくとして、残念ながら、瀬戸先生のお言葉は、支持者の方々にも正確には伝わっていないようです。これは、ブログの各エントリーそれ自体の内容がとっ散らかってること、そして、全体として一つのストーリーになっていないこと(即ち、思いつきのままに、エントリーを起こしていること)が原因の一つであると思われます。


 そこで、勝手ながら、瀬戸先生の記事の解説をさせて頂くことにしました。


 本ブログは、結果的に瀬戸先生に批判的な立場をとることになるとは思いますが、瀬戸先生を批判することを主目的にしておりません。あくまで、「瀬戸先生を理解すること」が本ブログの目的でありますので、お間違いなく。


 本ブログは、「瀬戸先生を理解すること」が目的ですので、様々な情報をコメント欄に寄せていただければ助かります。瀬戸先生に批判的な立場の方々のみならず、瀬戸先生の支持者の方々の投稿も歓迎です。


 【追記】

 さて、当初は、瀬戸先生の記事の「解説」をするつもりだったのですが、書いているうちに、瀬戸先生の記事を勝手に「分析」する方が面白いし、また、色々書けるような気がしてきました。というわけで、


 更に勝手ながら、瀬戸先生の記事の勝手な分析をさせて頂くことにしました。


 ということで宜しく。